2/9(木)21:00よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて放送された、RTDリーグBLACK DIVISION 第1節 1,2回戦の様子をお届けします。
レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。
1回戦の対局者は、起家から順に
多井 隆晴(RMU)
鈴木 達也(日本プロ麻雀協会)
平賀 聡彦(最高位戦日本プロ麻雀協会)
佐々木 寿人(日本プロ麻雀連盟)
WHITE DIVISIONに続き、ディフェンディング多井のいるBLACK DIVISIONも開幕。
まずは、その多井がオヤ番で先制した。
での出アガリで5800。上々のスタートを切った。
このを打ったのは佐々木。
自風のをポンしていた佐々木は、テンパイすると、まっすぐ攻める佐々木らしく、いつも通りノータイムで現物のではなくを切っていった。
開局早々に放銃した佐々木だったが、3本場では、逆に多井から一発でを打ち取り、5200。
失点を取り返してトップ目に立った。
しかし、ここから高打点が飛び交う展開となり、佐々木は置いていかれてしまう。
まずは、達也のリーチに追いかけた多井が、達也からで6400。
すると、達也も6400のテンパイをリーチして一発ツモ。
ハネマンに仕上げ、多井に肉薄する。
しかし、多井もマンガンツモで、再度達也を引き離し、南場を迎えた。
多井に大きく離されてしまった佐々木だったが、ここで奮起。
佐々木は、この配牌からを打ち出すと、直後に自風のが多井から打ち出されるも、東1局とは違い、仕掛けない。打点を追っていった。
そして、チートイツのイーシャンテンになると、第1打に切ったを持ってくる。
ツモ切りかと思いきや、佐々木は切り。
場に高いマンズの中頃に勝機はないと踏み、マンズを払ってを残した。
すると、この選択がピタリ。
を引き戻してテンパイすると、ドラ単騎リーチに踏み切った。
驚くべきは、この間に生牌の、1枚切れのさえもツモ切っていることである。
自らの感覚を信じ、を残し続けた佐々木に、4枚目のドラまでもが舞い降りた。
ウラも乗って4000・8000。
鳴かずから、チートイツにおける牌の残し方まで、意志をもった選択で佐々木が一撃でトップをまくり、初戦をトップで飾った。
2回戦では、昨年度予選最下位という屈辱的な負けを喫した滝沢が、雪辱に向け好スタート。
2度の12000でトップスタートを決めた。
その表情からも、稽古の充実ぶりがうかがえる。
長年の好敵手タキヒサコンビが、それぞれスタートをトップで飾り、BLACK DIVISIONが幕を開けた。
■次回3、4回戦は2/13(月)21:00~ AbemaTV 麻雀チャンネルにて放送予定
https://abema.tv/channels/mahjong/slots/8jMzsfwVtkmaud
藤田晋invitational RTDリーグとは
2014年に麻雀最強位を獲得した藤田晋が、団体の垣根を超え、今最も強いと言われている麻雀プロを招いて開催される長期リーグ戦。
予選ではBLACK DIVISION・WHITE DIVISIONそれぞれ8名ずつの選手が出場し、各ブロック予選全54回戦をすべて放送する。
前代未聞のスケールで開催される今大会は、名実共に最強の雀士を決める戦いと言っても過言ではない。
今期のRTDリーグは、毎週月曜日・木曜日の午後21時から最新対局を放送!!
(日曜日のお昼に、その週の最新対局をまとめて放送)
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