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ネマタの天鳳日記 第73回

ネマタの天鳳日記 第73回

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 オーラス跳満以上ツモでラス回避。狙うはリーチツモ三色ドラドラ、リーチツモメンホンドラ、リーチツモ平和一通ドラあたり。逆転手がかなり現実的に見える好配牌が入りました。

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 西家が三元牌を立て続けにポン。まさかの役満が見えますが、この状況下でをトイツ以上で持っている可能性がどれくらいあるのか考察してみます。

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 手出しでリャンメンを落としているということは、手牌は既にリャンメン以上の面子候補が揃っているということになります。一度切ったを抱えているので単騎待ちも考えにくいです。

 西家は満貫ツモでトップなので、ソーズのホンイツかトイトイが本線ですが、そうなると気になるのが、ホンイツ狙いなら残しておきたいが第一打目に切られているということ。

 もちろんこれだけでは断言できませんが、染めなくても満貫以上になる手材料が既に揃っていたとなると、配牌の段階でを持っていた可能性は高いのではないでしょうか。
 「配牌の段階でを持っている可能性が高い」「現状面子候補が揃っていて浮き牌を持っていない可能性が高い」よって、単にとポンされただけのケースよりは、西家がをトイツ以上で持っている可能性はかなり高いと言えます。  

 昨今では三元牌が2つ鳴かれたからといって、「3つ目はよっぽどのことがなければ切らない」という考え方は誤りであるという見方が浸透してきています。  

 配牌でのトイツがあれば、を持っているかどうかにかかわらずほとんどの手牌で鳴いていくことになるので、序盤でとポンされた段階で鳴いた他家がをトイツで持っている可能性はかなり低いです。

 がトイツで無ければを止めてしまうことで自分のアガリ目がかなり下がり、鳴いた他家にアガられる可能性を高めてしまうので損になります。

 しかし、誰しも可能ならばを使ってアガリたいという意志を持つ以上、「3つ目はよっぽどのことがなければ切るべきでない」と読める河になることも珍しくはありません。

 「重ねられる前に切る」べきかどうかもケースバイケース。セオリーのうろ覚えはケガのもとです。

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 今回はオーラスラス目なら降りるわけにいかないとを切りますが…

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 案の定鳴かれてあえなく役満を成就させてしまいました。三元牌の3つ目をポンさせたことも、3つ目を切って大三元に振り込んだこともありましたが、パオの責任払いは生まれて初めてでした。

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 オーラスラス目なら仕方ないと最初は思いましたが、先ほどの読みから、「を1枚だけ持たれていて、を止めたために次巡以降重ねられる」ケースは無いということは分かっています。
 ですから、他の2人がを切ることは流石に期待できないとしても、自分がを重ねてを切らずに済むケース、西家がを重ねて他家からで役満を直撃するケースに期待して、を引いてテンパイするまでは止めるべきでした。

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 北家視点。西家に振り込んでもパオがあるので3着のままですからを押すべきです。北家がパオを把握しているならば、を鳴かせてしまうと北家に自由に打たれてしまうという観点からもは止めた方がよかったと言えます。

 負けている時であっても、わずかばかりの逆転の可能性を見据えて、最後まで土俵を割らないように打ちたいものです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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