<四神降臨2018女流王座決定戦>◇24日◇東京・麻雀スタジオ
最高位戦日本プロ麻雀協会、麻将連合、日本プロ麻雀協会、RMUの各団体のリーグ戦のトップに立った女流プロ同士の対局、『四神降臨2018女流王座決定戦』が2月24日に行われ、竹居みつき(日本プロ麻雀協会)が優勝した。
2017年度の女流対局のトップとなった10名によるトーナメント方式。
予選A卓のメンバーは佐月麻理子(協会)、水崎ともみ(協会)、柳まお(最高位戦)、京杜なお(RMU)。オーラスに3位、4位だった京杜、佐月が共にトップ逆転条件を満たす立直。見事京杜がツモあがりを決め決勝進出を決めた。
予選B卓のメンバーは竹居みつき(協会)、大平亜季(最高位戦)、大澤ふみな(最高位戦)、稲毛千佳子(麻将連合)。竹居と大平がトップを争う展開となった。オーラスは親番大平の先制立直に対して倍満ツモ条件の大澤が七対子ドラドラの立直。一発でツモあがりをするも裏ドラが乗らず、竹居が決勝進出を決めた。
決勝戦は1回戦に竹居が大きなトップ、朝倉が2着となった。2回戦は1回戦にラスだった西嶋が大きく点棒を伸ばすも、朝倉が大きなラスとなり、竹居が3着で粘り優勝を決めた。
優勝した竹居は「リードはしていましたが、逆転されないかずっと不安でした。しばらく麻雀が打てていなくて、きょうしっかり打てるかも不安でしたが結果を出すことができて本当に嬉しいです。」と喜びを語った。
■予選A卓
1位:京杜なお
2位:柳まお
3位:水崎ともみ
4位:佐月麻理子
■予選B卓
1位:竹居みつき
2位:大澤ふみな
3位:大平亜季
4位:稲毛千佳子
■決勝A卓
1位:竹居みつき
2位:西嶋千春
3位:京杜なお
4位:朝倉ゆかり
出場選手
最高位戦日本プロ麻雀協会
西嶋千春(現女流最高位)、大澤ふみな、柳まお、大平亜季
日本プロ麻雀協会
朝倉ゆかり(現女流雀王)、水崎ともみ、竹居みつき、佐月麻理子
麻将連合
稲毛千佳子(現将妃)
RMU
京杜なお(RMU・2017ティアラクライマックスリーグ優勝)
システム
女流最高位、女流雀王は決勝シード。残り8人を2卓にわけ予選を行う。
予選は半荘1回戦。各卓トップが決勝へと勝ち進む。
決勝は2回戦。2戦のトータルポイントがもっとも多い選手が優勝。