さっそくウザクさんに解説をご覧ください！

1シャンテン［×42 ×35 ×34］（※ドラ表示牌含まず）

打が受け入れ最大。おそらくほとんどの人がノータイムでを切ると思われます。

でも、本当に打で良いのでしょうか？

親の5巡目なので先制リーチを打ちたいところ。ドラ1で打点は確保されています。強いリーチを打つためには、スピードは当然として好形テンパイ率も重要です。

、、の3択と考え、順に見ていきましょう。

それぞれの牌を残してリャンメンテンパイとなるツモは、･、、です。2種でピンフになるは優先的に残します。

問題はとのどちらを残した方が得か？となります。

実は残しのツモはの形となり、変則2面待ち（･待ち）になるのです。ピンフこそつきませんが待ちも広くタンヤオ確定なので、残しはリャンメン相当の受けが2種あると言えそうです。

それに対し、残しはツモでこそ3面待ちという嬉しいテンパイになりますが、ツモ･･と愚形テンパイ（待ち）となる枚数が多いのです。しかも、このは残りドラ表示牌で残り3枚。「強い先制リーチを打つために、好形テンパイ率を上げる」という点から見れば、は真っ先に切られる牌になるのです。

アバウト麻雀理論：「3面待ちになる受けが有利」という固定観念に縛られるな。

 というわけで正解は！

「2.」

でした！

正答率は約20％！

かなり難しい問題でしたね！

皆様ご解答ありがとうございました！

今週のチャンス問題もお楽しみに！

当選者はこちら！

抽選の結果、以下の5名様に『麻雀 傑作「何切る」301選』が当たりました！おめでとうございます！

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書籍情報

『麻雀 定石「何切る」301選』
著者：G・ウザク
編集：福地誠
単行本: 223ページ
出版社：三才ブックス
発売日： 2017/7/27
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~「はじめに」より
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現代麻雀技術論のネマタさん、天鳳位のタケオしゃん、そして麻雀ライターの福地誠先生と私(G・ウザク)です。
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