ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第336回「麻雀 定石「何切る」301選 著:G・ウザク・福地誠 その9」 Q73〜75 並びトイツや飛びトイツの形は1手進んでシュンツ+メンツ候補になり他の部分が雀頭になるケースもあります。Q73は部分的な形だけみて打とリャンメン固定とするとツモのテンパイを逃します。 Q74も同様の理由で打とするとツモのテンパイを逃しますが、は流石に残すところ。ツモでもくっつき1シャンテンになるので巡目...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第154回 メンツ候補不足の2シャンテン。ドラもイーペーコーも1翻なのでドラそばとはいえ端寄りの打としましたが、が赤ドラなのでリャンメン固定の打もあります。 確かにドラならツモで完全1シャンテンに取れないことはさほどデメリットにはなりませんが、ツモだけでなくがメンツ候補になるツモでも1シャンテンにとれなくなります。ツモもどちらか...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第153回 配牌でドラ雀頭かつメンタンピンが見える大チャンス。こういう時こそ少しでも有利な打牌を選べるように集中して打ちます。第一打は北でも問題ないですが打。ピンズ4連形からメンツ候補が出来ればメンツ候補が足りる手で、を残してを引いても受けかぶりの悪形メンツ候補ができるだけ。メンツを作るためにを残すメリットがほとんどないので安牌...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第335回「麻雀 定石「何切る」301選 著:G・ウザク・福地誠 その8」 Q64〜66 のリャンメンカンチャン絡みの問題です。メンツ候補を構成する部分が離れているので、リャンメンカンチャンは見落としやすい形です。 とは言っても機能としてはリャンメントイツと変わらないので、他の牌を残してリャンメン固定することも多い形です。Q65はリーチのみ悪形テンパイよりメンタンピン1シャンテンの方が強...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第334回「麻雀 定石「何切る」301選 著:G・ウザク・福地誠 その7」 Q55〜57 Q55は浮き牌のある2メンツ形1シャンテン。Q56は浮き牌の無い2メンツ形1シャンテン。Q57はヘッドレス1シャンテン。一見似ているようでも、牌構成が変われば牌の価値がはっきり変わります。Q57についてはソーズもイーペーコー&雀頭を作りやすいカンチャンなので、マンズ部分がのような雀頭を作る受け入れが2...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第152回 メンツ候補十分の2シャンテンで、唯一の浮き牌がドラ。を切っても受け入れのロスはのみで、ドラを使わないと安手になりやすいので打とします。「ドラでなければ切る牌を、ドラという理由でどこまで残すか」については意見が分かれるところですが、シャンテン数が2以上の場合は、使えた時のリターンが大きいドラについては使いづらくても残す...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第151回 ヘッドレス1シャンテン。メンツ候補が2組ある方がテンパイしやすいので、これならリャンカンをカンチャン固定。456三色があるのでもちろん打とします。 リャンメンが出来たので打とすると456三色が無くなります。こうなればペンチャン落とし。ツモでも三色テンパイになるのがポイントです。雀頭が無い手牌で雀頭がある場合と同じ感...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第333回「麻雀 定石「何切る」301選 著:G・ウザク・福地誠 その6」 Q46〜48 「高打点の受け入れ優先」と言っても、雀頭を作りやすいメンツ候補が2組もあるヘッドレス形と2メンツ形では受け入れ枚数が大差。ヘッドレスに受けても高め満貫まではあるのでQ46は流石にヘッドレスに受けます。 ヘッドレス形の場合は、雀頭を作りやすい形は、特に雀頭を作りやすいわけではない悪形メンツ候補より優先...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第150回 オーラス逆転条件は満貫ツモ、または東家か南家に5200点直撃。トップ目の西家が既に2フーロしているのであまり猶予がありません。 テンパイしましたがとドラ表示牌のシャボといかにもアガリにくいところが残ったうえに、アガれても裏ドラ条件。一方逆転しやすくなる手変わりもと豊富。手変わりしなくてもどこかのタイミングでリーチに...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第332回「麻雀 定石「何切る」301選 著:G・ウザク・福地誠 その5」 Q37〜39 Q37は単独トイツが無いのでリャンメン固定。良形満貫テンパイに勝る1シャンテンはほとんどないので変化は考えません。エントツ形とは少し形が異なりますが、ピンズはの形(暗刻中ぶくれとでも言うのでしょうか)を含んでいるので、打ならツモでもテンパイすることから打よりも受け入れは1枚多くなりますが、打点面で明確...