ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第20回 面子候補が足りている2シャンテンですが、先にリャンメンが面子になった場合に何を切りましょうか。 テンパイする受け入れが多いのは雀頭固定ですが、とをそれぞれ浮き牌に見立てると、前者は良形変化豊富な4連形で、はドラそばと価値が高い浮き牌。 をツモった場合は低確率ですが234三色もあり、両方の変化を残して1枚切れて...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第19回 ノベタンや亜リャンメンの形をどう評価するかは見解が分かれるところです。以前はなるべく別の多メンチャン形や字牌単騎待ちになってからリーチするという意見も少なくなかったですが、カンチャン待ちでも先制テンパイなら即リーチ優勢であることが分かっている昨今では、多少手変わりがある程度ならカンチャンよりは待ちとして強い以上、基本...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第18回 トンパツ親の配牌。一見234三色や、を引いた場合も受け入れが増えることから打としそうですが、少考した後に打としました。ダブ東トイツとピンズリャンメン。三色以外で強い面子候補が既に2組あるので三色にはあまりならないうえに狙うメリットも低い。一方残しにはある狙いが含まれています。 次巡ツモ。ソーズのリャンカンよりは、ダ...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第17回 面子候補オーバーの1シャンテン。役牌シャボと赤ドラ入り面子候補と表ドラ入り面子候補の比較になりますが、このような場合も、「共通の有効牌」を比較して判断します。 打はが出た場合にポンテンに取れませんがメンゼンでテンパイした時にリーチで4翻以上が確定します。しかし面子ができてテンパイした場合も、4翻以上確定のカンチャン...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第16回ラス前満貫ツモでトップですが、ラス目とも1000点差未満の3着目。高めでタンヤオ234三色が見える1シャンテンですが、マンズを切って受け入れ最大にするか、打でマンズのを残して良形変化をみるか迷うところ。今回は打としました。 基本的に序盤なら変化残しに分がありますが、今回は三色が崩れるツモでも打でテンパイを外して手変わ...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第15回 第5回で、「有効牌の枚数を数える必要はほとんどない」と申しましたが、これは、「数えないと有効牌が何枚あるか分からないような手牌に関しては、有効牌の枚数以外の要素で何を切るべきか決まることがほとんどである」という意味であり、受け入れ枚数が重要ではないという意味ではありません。 実戦で把握しておくべきことは、「見えてい...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第14回オーラス2着目に跳満ツモでも逆転されないダントツ。流石に勝ったと思ったのですが… まさかの一発ツモ裏裏で逆転されました。四人麻雀でオーラス倍満ツモ条件から逆転されたのは記憶にある限りではこれで3回目。流石にだいぶレアケースです。麻雀を打ち続けていれば、不運にもこの手のレアケースを引くことは付き物ですし、レアケースを恐...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第13回 カンでテンパイ。打なら純チャン三色や一通への手変わりもありますが、前回と違い今回は既にドラドラなのでリーチしてツモれば満貫。満貫見えるところから跳満、倍満を目指してあまり多くない手変わりを待つのは基本効率がよくないので打で即リーチとしました。 リーチの一発目のツモが最高の手変わり牌である。裏目は単なる無駄ヅモだから...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第12回前回の続き。問題として出題するくらいですから何を切ったのか容易に想像できたかもしれませんが、私は打6mのシャンテン戻しを選びました。この打牌が正解と言い切れる自信はないですが、前回の①〜④をふまえたうえで解説することにします。 1:2巡目なので手作りの時間は十分にあります。 2:東1局原点。いわゆる「平場」です。平場と...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第11回 麻雀は4面子1雀頭の5ブロックを作るゲーム、5人1組のチームを作るようなものです。プレイヤーは言ってみればチームを率いる監督であり、チームのメンバー候補を集めるスカウトでもあります。 メンバー選びに相当するのが、「何切る」というわけです。即戦力になるうえに大活躍が期待されるエースであればもちろんレギュラーに抜擢すべ...