ラス前満貫ツモでトップですが、ラス目とも1000点差未満の3着目。高めでタンヤオ234三色が見える1シャンテンですが、マンズを切って受け入れ最大にするか、打でマンズの
を残して良形変化をみるか迷うところ。今回は打
としました。
基本的に序盤なら変化残しに分がありますが、今回は三色が崩れるツモでも打
でテンパイを外して手変わりが待ちやすいことを考慮してなおのこと打
に分があるとみました。
個人的には先制悪形のみ手でリーチするのはそこまで損だとは思いませんが、良形変化がまずまずあって変化した場合に平和がつくようであれば平場でもテンパイ外しに分があるとみます。
今回はリーチ棒を出すと一旦ラスに落ち、あがれたとしてもオーラスノーテン罰符でもラス落ちのリスクが残ります。一方自分がアガれなくても西家東家が北家から出アガリするようなら自分のアガリ以上に好都合とテンパイ外し寄りの条件が揃っているので、なおのことテンパイ外しがよいと判断しました。
しかし実戦ではラス目の北家からリーチが入ったうえにアガリ逃しの
ツモ。
と切ってリーチなら
は基本通るのでテンパイに取りますが…
次巡更に無スジのドラをツモ。当然降りを考えましたが…
少考した後プッシュ。フリテンで無スジのドラ勝負など通常では考えられませんが、北家とはテンパイノーテンで着順が変わる点数状況。オーラスを3着 で迎えるかラスで迎えるかで、僅差であっても最終的な着順に大きな結果を与えるので、自分で
をツモればアガれるのであれば辛うじて勝負になると判断しました。
最初のテンパイ外しからするとやっていることがいかにもちぐはぐなので正直あまり自信はありませんが、展開が変われば判断も当然変わってきます。
運良くフリテンをツモアガリ。これで北家とは4800点差になったので次局は一人ノーテンでも3着を維持出来ます。
「ラス目とは勝負しない」とはよく言われますが、今回のようにラス目と僅差で、アガっても2着には届かない局面であれば、「相手がラス目だからこそ勝負。むしろラス目以外とは勝負しない」ということも有り得ます。単純な順位だけでなく、全体の点数状況で押し引きを判断したいものです。