面子候補オーバーの1シャンテン。役牌シャボと赤ドラ入り面子候補と表ドラ入り面子候補の比較になりますが、このような場合も、「共通の有効牌」を比較して判断します。
打は
が出た場合にポンテンに取れませんがメンゼンでテンパイした時にリーチで4翻以上が確定します。しかし面子ができてテンパイした場合も、4翻以上確定のカンチャン、ペンチャン待ちより、
が出ると40符3翻止まりとはいえアガリやすい
シャボが残る方がよいです。よって表ドラ面子候補を残す打
か、赤ドラ面子候補を残す打
との比較になります。
場況的にペンとカン
のアガリやすさは大差なさそうなので、
をポンした時の手牌で比較します。カン
待ちなら
引きのリャンメン変化が残りますが、ペン
待ちなら
ツモポン、
ツモの満貫変化が残ります。ドラ
待ちは警戒されやすいとはいえ、30符2翻〜3翻のリャンメンテンパイよりはドラ待ち悪形でも4翻テンパイに分があるとみて打
としました。
赤ドラには祝儀がつくルールも多く、また5という真ん中の牌で使いやすいこともあってか、表ドラより赤ドラを優先しがちになりますが、面子の出来やすさに大差なく、赤に祝儀がつかないルールであれば、ドラがトイツ、コーツになる可能性がある分表ドラ残しに分があると言えます。
ペンチャンを残すのはもう一つメリットがあります。それが引きの一通変化です。
が直前に切られたので前巡
を切りましたが、
もリーチに通っていたので
を切るべきでした。
を残していた場合も、
の後付けに受けるよりは一通に受けた方がよいでしょう。確かに基本は字牌待ちの方がアガリやすく、あがれない方の牌を引くリスクも少ないですが、この局面なら使われにくさも出やすさも
の方が上なのは明らかです。
案の定は誰からも出る形で、
は既に持たれていました。3メンチャン形の高めでしかアガれないテンパイは普通なら取らないですが、こういう手順でアガれると気分がいいのは私だけでしょうか(笑) 形にとらわれず。アガれる手順を選びたいものです。