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ネマタの天鳳日記 第17回

ネマタの天鳳日記 第17回

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01

 面子候補オーバーの1シャンテン。役牌シャボと赤ドラ入り面子候補と表ドラ入り面子候補の比較になりますが、このような場合も、「共通の有効牌」を比較して判断します。

 打が出た場合にポンテンに取れませんがメンゼンでテンパイした時にリーチで4翻以上が確定します。しかし面子ができてテンパイした場合も、4翻以上確定のカンチャン、ペンチャン待ちより、が出ると40符3翻止まりとはいえアガリやすいシャボが残る方がよいです。よって表ドラ面子候補を残す打か、赤ドラ面子候補を残す打との比較になります。

 場況的にペンとカンのアガリやすさは大差なさそうなので、をポンした時の手牌で比較します。カン待ちなら引きのリャンメン変化が残りますが、ペン待ちならツモポン、ツモの満貫変化が残ります。ドラ待ちは警戒されやすいとはいえ、30符2翻〜3翻のリャンメンテンパイよりはドラ待ち悪形でも4翻テンパイに分があるとみて打としました。

 赤ドラには祝儀がつくルールも多く、また5という真ん中の牌で使いやすいこともあってか、表ドラより赤ドラを優先しがちになりますが、面子の出来やすさに大差なく、赤に祝儀がつかないルールであれば、ドラがトイツ、コーツになる可能性がある分表ドラ残しに分があると言えます。

02

 ペンチャンを残すのはもう一つメリットがあります。それが引きの一通変化です。が直前に切られたので前巡を切りましたが、もリーチに通っていたのでを切るべきでした。を残していた場合も、の後付けに受けるよりは一通に受けた方がよいでしょう。確かに基本は字牌待ちの方がアガリやすく、あがれない方の牌を引くリスクも少ないですが、この局面なら使われにくさも出やすさもの方が上なのは明らかです。

03

 案の定は誰からも出る形で、は既に持たれていました。3メンチャン形の高めでしかアガれないテンパイは普通なら取らないですが、こういう手順でアガれると気分がいいのは私だけでしょうか(笑) 形にとらわれず。アガれる手順を選びたいものです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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