ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第619回「三人麻雀の極意 著:オワタ その5」09 四麻であれば鳴き手の3900リャンメンと8000のカンチャンなら後者を選ぶことが多いですが、三麻なら前者を選ぶことが多いでしょう。何故ならを1枚抜くだけで3900が7700になるうえに、アガれなかった場合の失点も大きくなるからです。 元々満貫以上の手や、打点を上げようとしても1000点が2000点になるだけの...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第618回「三人麻雀の極意 著:オワタ その4」07 放銃時の打点の高さとツモ損ルールに加えて、無スジを切った時の放銃率の高さも四麻以上に降り寄りになる要員です。四麻なら満貫以上のテンパイから降りることは稀ですが、三麻なら高打点テンパイというだけで何でも押すと決めつけるのは早計です。通ってない牌がどの程度残っているかの確認を怠らないようにしましょう。 無スジだけ...
ネマタの天鳳名人戦牌譜検討ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第223回ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。 ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。 第十節一回戦A卓 ▼対局者 Ⓟ多井隆晴 Bさん:就活生@川村軍団 Ⓟ木原浩一 Ⓟ中嶋隼也 ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第617回「三人麻雀の極意 著:オワタ その3」05 四麻で一般的に「絞り」があまり有効ではないとされたのは、一人の手を止めることが出来ても残りの二人が得をするので相対的に損をしてしまうためです。三麻なら対戦相手が二人なので、一人の手を止めることが有効になるケースも増えると言えます。 「絞るかどうか」は相手の手牌が面子候補十分で鳴けるようになってからの話なので、...
ネマタの天鳳名人戦牌譜検討ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第222回ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。 ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。 第九節三回戦A卓 ▼対局者 私:トトリ先生19歳 Bさん:独歩 Cさん:就活生@川村軍団 ...
ネマタの天鳳名人戦牌譜検討ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第221回ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。 ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。 第九節三回戦A卓 ▼対局者 私:トトリ先生19歳 Bさん:独歩 Cさん:就活生@川村軍団 ...
全国デカ盛りの旅全国デカ盛りの旅2周目 第24回:福井県「全国デカ盛りの旅第18回」(1周目)で御紹介した二郎インスパイア店「池田屋」の店長が独立して、福井県は福井大学前に「激盛らあめんゴリラ屋」をオープンしてから早数年。京都在住時に何度となくお世話になっただけあっていずれ訪問しようと思っていたのですが、福井にまで行って臨休、麺切れと2回も振られて3回目にしてようやく訪れる...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第616回「三人麻雀の極意 著:オワタ その2」03 を抜くことで1翻アップするだけでなく、1枚多くツモれるというメリットも無視できません。巡目が早い段階でテンパイできるほど有利なので、アガリを目指すならは即抜きが基本です。 逆に言えば、アガリを目指さないのであれば、を手牌に残すことで安牌にすることや、一発やハイテイを消すために使うことを考えます。天鳳特上卓くら...
斎藤俊の俺が麻雀見てやんよ斎藤俊の俺が麻雀見てやんよ -第17期女流雀王戦第3,4節 寸評- 第12期雀竜位・斎藤俊プロ(日本プロ麻雀協会)によるプロ対局の寸評記事!今回は6月9,10日に行われた「第17期女流雀王戦第3,4節」です。 第17期女流雀王Aリーグ第3,4節(全8節) 福山らしい和了が出る。 散家、中盤に役ナシのテンパイ。 ドラがなのでリーチを打つ選択もあるが一旦ヤミテンに構える。 次巡をツモり...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第615回「三人麻雀の極意 著:オワタ その1」01 三麻は四麻に比べて字牌が重要というのは確かです。しかし、それは他家にとっても同じです。自分の手牌が比較的字牌の価値が低いのであれば、四麻以上に「字牌の価値が高い手牌になっている他家に重ねられる前に切る」ことも必要になります。 本書の切り順は、字牌重なりからホンイツに移行する手順がある場合の話です。もしホンイツ...