超人気グループのKAT-TUNの元メンバーで、その後は歌手、俳優として幅広く活躍している田口淳之介。180センチの長身から繰り出されるエネルギッシュなダンスと、誰もが聴きやすい旋律に乗せた美声で訴えかける一流のパフォーマーである。そんな田口が、麻雀に熱中しているというのは少々意外な感じもするが、腕には覚えありの様子。数多くの麻雀配信を行って交流を楽しみ、麻雀界のトッププロとガチンコ勝負しているというのだから田口ファンも、麻雀ファンも、注目せずにはいられない。
2022年3月5日には、日本プロ麻雀協会に21期前期として正規入会を発表。既にトッププロとも互角以上の戦いを繰り広げている田口に更に大きく注目が集まることだろう。
目次
田口淳之介の基本情報・プロフィールデータ
名前 | 田口 淳之介(たぐち じゅんのすけ) |
異名 | じゅんの |
生年月日 | 1985年11月29日 |
職業 | タレント |
出身地 | 愛知県 |
血液型 | AB型 |
趣味・特技 | ビリヤード |
本人公式SNS | Twitter YouTube |
主なタイトル | 特になし |
経歴
1999年:ジャニーズ事務所に入る
2001年:KAT-TUN(カトゥーン)の活動開始
2006年:デビューシングルがミリオンセラーに。発売前に東京ドームで公演
2016年:KAT-TUNから脱退、ジャニーズ事務所を退社して個人事務所を設立
2017年:ユニバーサルミュージックからメジャーデビュー
田口淳之介の活動
大手芸能プロダクションのジャニーズ事務所に入った田口は、6人組グループ・KAT-TUN(カトゥーン)のメンバーに。2001年の結成以降はバックダンサーなどを務めていたが、田口のキレのあるダンスはこの頃に磨かれていた。2006年にCDデビューが決まると、その発売を待たずに東京ドーム公演を成功させ、デビューシングルもミリオンセラーに。そんな超人気グループで約10年間活躍した田口さんは、2016年にグループを離れると、個人事務所を立ち上げて歌手としてソロデビュー。以降は歌手だけにとどまらず、俳優などマルチなタレント活動を展開している。YouTubeチャンネルではMVの公開だけでなく、企画動画にも挑戦している。
田口淳之介と麻雀
田口が麻雀と出会ったのは学生時代で、PCゲームをしながら覚えていったという。現在では、オンライン麻雀ゲーム「MJ」の実況配信をツイキャスなどで定期的に行っているほか、実際に牌を握ることもある。実況を楽しみながら見たいという田口のファンが、麻雀を一から覚えるケースも少なくないそうだ。それだけの影響力を持つ田口が「好きなことを仕事にしたい」との思いから、プロ雀士とガチンコ対局する企画が持ち上がり、「田口淳之介 炎の七番勝負」が開催される運びとなったのである。
田口淳之介の対局時の様子
田口淳之介 炎の七番勝負~第一戦~ 2021/5.7
初の放送対局となる田口の相手は、各団体のトップリーガー3人。対局前には「勝てるとは全く思ってない」と話していたが、そんな発言も吹き飛んでしまう結果に。東場ではアガリこそなかったが、回りながら打ち、最後に1牌だけ押してテンパイをとるなど、玄人好みの進行を見せた。南1局、田口の初リーチ後に暗槓が入ると、新ドラは田口の手に3枚。これをツモって、放送対局初のアガリはなんと8000オール。1回戦をトップで終えた田口は、4回戦中2トップで一人浮きの完全勝利という衝撃のデビューとなった。
タレント・歌手の田口淳之介さんが強豪トッププロを薙ぎ倒して圧勝!/田口淳之介 炎の七番勝負~第一戦~
田口淳之介 炎の七番勝負~第三戦~ 2021/7.11
東1局、四暗刻も見ながらの手組となったが、最終的にタンヤオ・一盃口でのリーチをツモって4000オール。続いて、タンヤオ・赤1のカンチャンから回して3面待ちに変化させリーチ。これを一発ツモ、6000オールで大きくリードした。その後、流局をはさんで6連荘した竹内元太との一騎打ちに。両者6万点超えで迎えたオーラス、田口は盤石の変則3面待ちから、きっちり逆転した。2回戦以降で仲林圭が3連勝したため、田口はトータル2位だったが「今までで一番ちゃんと打てていたかな」と手ごたえを口にした。
田口淳之介さんは1戦目で大きなトップも惜しくも2位!仲林圭が3連勝を決めて逆転勝利!/田口淳之介 炎の七番勝負~第三戦~
田口淳之介 炎の七番勝負~第七戦~ 2021/12.1
七番勝負の最終戦は多井、村上、小林のMリーガー3名との熾烈な対決となった。ここまでの6戦で2度の優勝と十分すぎるほどの活躍を見せていた田口は、この日も初戦からトップを飾り絶好調。2戦目ではラスを喫してしまったが、3戦目では開局早々に倍満ツモを決め、その勢いのままに2トップ目もゲットする。最終戦を迎えた時点でトータル首位に立った。
最終戦では村上が怒涛の追い上げを見せ、更には小林も大きく加点。しかし南3局1本場にリーチ・一発・タンヤオ・ピンフ・イーペーコー・赤・裏2の倍満を決めた田口が優勝ポジションに浮上。劇的なアガリで七番勝負の最終戦も優勝で締めくくった。
田口淳之介さんがMリーガー3人を相手に有終の美を飾る勝利!/田口淳之介 炎の七番勝負~第七戦~
SNSでの評価・評判
田口のファンはプロ相手に堂々戦う姿を見て喜び、麻雀ファンは打ち筋を見て本物の強さに驚く。SNS上では田口の奮闘ぶりに対する反応があふれている。
元KAT-TUNの田口淳之介がプロ顔負けレベルで麻雀上手い。Mリーガーになったらハギーのキャラが霞んでしまう
— しんたろ(仮) (@taroshinn_tweet) July 12, 2021
放送対局デビュー直後とは思えない打ちっぷりに、「Mリーガーになるのだろうか」という声が早くも上がっている。
麻雀?
— ゆきあられ (@youjun74vv) July 11, 2021
今回のプロ雀士はどんな方々か???田口くんはどう戦っていくのか?理解できないなりに?毎回楽しんでいます?がんばって下さい?#田口淳之介#麻雀#麻雀スリアロチャンネル
麻雀が分からなくても、田口さんが出ているから見るという人も多い。麻雀のすそ野が広がるのかもしれない。
田口淳之介さん炎の七番勝負、第三戦、優勝は仲林圭プロでした!!
— 河野 直也 (@corn708) July 11, 2021
強いしうまい!
でも、田口さんの麻雀を楽しむ姿、繊細な守備意識、大胆な攻め、見てくれた全ての方に突き刺さる麻雀でした!
1番はしゃいですみませんw
8月2日にはじゅんラボの講師も担当します!
ご視聴ありがとうございました! https://t.co/F5bc2KYhlH
実況・解説のプロ2人が一番興奮しているのでは、と思うほど田口さんの強さが伝わってくる放送だった。
田口淳之介さんのニュース・こぼれ話
ニューアルバムをリリース
田口さんのニューアルバム「9 carat Diamonds」が、2021年7月7日に配信リリースされた。アルバムのタイトルは、8人のボカロPとコラボした田口さんがそれぞれ輝きを放つというイメージで付けられたという。麻雀の放送対局、ボカロとのコラボと、新しいことにどんどんチャレンジしていく田口さんの充実ぶりが見て取れる。
Twitterに麻雀専用アカウントを開設
「炎の七番勝負」での戦いぶりを見れば、田口さんの麻雀への取り組みが本格的であることは十分に伝わってくるが、田口さんはTwitterに麻雀専用のアカウントも持っている。ゲーム実況の告知のほか、対局配信を見ての感想などがツイートされている。炎の七番勝負に臨む心境や、対局後の感想もつぶやいているので、田口さんのファンに限らずともチェックしておきたいところだ。
— 田口淳之介麻雀アカ (@junnosuke_mj) July 10, 2021
2022年3月5日に日本プロ麻雀協会への入会を発表!
日本プロ麻雀協会の21期前期生として正規合格したことを3月5日に発表。これまでも七番勝負で多くのトッププロと熾烈な戦いを披露した田口。今後はプロとしての更なる活躍が期待される。
#日本プロ麻雀協会 21期前期生として、本日正規合格を頂きました!
— 田口 淳之介 (@junnosuke_tag) March 5, 2022
これからは、プロ雀士としてもお仕事させて頂きます?
ぜひ一緒に麻雀しましょうね?
晴れの日に良い報告が出来て嬉しいです?#麻雀 #Mリーグ pic.twitter.com/g7DHGLrLew