麻雀スリアロチャンネルにて、タレント・歌手の田口淳之介さんがトッププロ雀士たちとガチンコ対局を行なう7か月連続の特別企画「田口淳之介 炎の七番勝負」の第七戦が12月1日に開催された。
元KAT-TUNであることも知られ、俳優・歌手活動など、多方面でマルチな活躍を見せるタレントの田口淳之介さんは普段から自視点のゲーム実況配信もされており、インターネット麻雀のMJを利用して大会も開催している。
そんな田口淳之介さんがトッププロとの7か月連続マッチでのガチンコ勝負を麻雀スリアロチャンネルで繰り広げることとなった。これまでの6戦は2勝4敗、果たしてこの最終戦はどうなるか!?
第七戦出場者
田口淳之介さん(タレント)
多井隆晴(RMU/渋谷ABEMAS)
村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会/赤坂ドリブンズ)
小林剛(麻将連合/U-NEXT Pirates)
【実況】
安達瑠理華(最高位戦日本プロ麻雀協会)
【解説】
渋川難波(日本プロ麻雀協会)
【ルール】
Mリーグルール・4半荘勝負
対局の模様
今年5月より始まった炎の試練も、いよいよフィナーレへ。大トリを飾るのは現役Mリーガー3名と、田口はまさしくラスボス級の猛者を相手取ることとなった。
ここまでの6戦で2度の優勝と十分すぎるほどの活躍を見せていた田口は、この日も初戦からトップを飾り絶好調。2戦目ではラスを喫してしまったが、3戦目では開局早々に倍満ツモを決め、その勢いのままに2トップ目もゲットする。最終戦を迎えた時点でトータル首位に立った。
ここに待ったをかけたのが村上。必殺のリーチが面白いように決まり、一時はトータルポイントで逆転するほどの攻勢を仕掛けた。田口と村上の一騎打ちの様相を呈してきたかと思いきや、南3局に最後の親番を迎えた小林もここに介入。田口から値千金の12000を直撃し、あとは村上さえまくればほぼ優勝を手中に収めるというところまでたどり着いた。
だが次局、追い詰められた田口がリーチ・一発・タンヤオ・ピンフ・イーペーコー・赤・裏2の倍満をお返しとばかりに小林から直撃。このリードを守り抜き、田口が七番勝負の最終戦を有終の美で締めくくった。
七番勝負の一戦目、放送対局初アガリで倍満を決めた田口は番組内で「倍満の貴公子」と呼ばれていたが、最終戦の決まり手も倍満という劇的すぎる結末だった。
対局後のインタビューで田口さんは「うれしいです(笑)。相当疲れました。とくに4回戦目は胃が痛くなるくらいのプレッシャーの中でやりましたけども、ジェットコースターのような展開でしたね(笑)。でも、すごく楽しかったです。こんなすばらしい機会が自分に舞い降りてきて、結果を残せたことが幸せですね(7戦3勝という結果について)僕はたぶん放送対局に向いているんだと思います(笑)。すごく引きが強いんだなって感じましたね。そのおかげで。もちろん手作りして、しっかりアガりやすいというルートはたどってきているんですけど、自分の引きには神がかっているものがありましたね。今日は倍満が2回出ましたね。(倍満の貴公子)確定でいいですかね?(笑)。(七番勝負は)あっという間でしたね。僕はパソコンに入っているゲームで15歳くらいの時に麻雀を始めて、20年くらい麻雀を親しんできたんですけど、麻雀と真摯に向き合っていればこういったすごいプロの方々と打つことができて、そしてそれを視聴者の方々に見てもらって、優勝できたことはすごくうれしいですし、好きなことにひたむきに向かうことが素晴らしいことなんじゃないかって放送を通して感じてもらえればうれしいです。麻雀は本当にスポーツです。メンタルとメンタルのぶつかり合いですし、そこに運の神様も味方してドラマティックな展開が生まれるスポーツだと思っています。Mリーグもそうですし、その他のプロ団体のリーグ戦だったりとか素晴らしい試合がたくさん見られます。今後も興味を持った方はチェックしてほしいなと思います。」と最後まで戦い抜いた感想と麻雀対局の楽しさを語った。
12月22日(水)には今回の第7戦の牌譜検討番組が放送される。
これまでの対局結果記事
タレント・歌手の田口淳之介さんが強豪トッププロを薙ぎ倒して圧勝!/田口淳之介 炎の七番勝負~第一戦~
田口淳之介さんは四暗刻聴牌など見せ場を作ったが惜しくも3位!「プロは2,3歩先を行っている」/田口淳之介 炎の七番勝負~第二戦~
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