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もっと勝つための現代麻雀技術論 第36回 「多メンチャンの待ち選択」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第36回 「多メンチャンの待ち選択」

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多メンチャン形の待ち選択

 前回は多メンチャンの待ちの見抜き方について解説しましたが、実戦では14枚の手牌から、最もよいテンパイ形になるように1枚切ることになります。何を切ると最もよいテンパイ形になるか、今回はいくつか例題を挙げます。 

  ドラ

 打とするとの形が残り分かりやすい4メンチャン(2578待ちで)になりますが、実は打なら5メンチャン(14578待ち)になるのでこちらの方が広くなります。4枚使いの多メンチャン形は比較的珍しいので見落としやすいですね。

 ドラ 

 打(2358待ち)とする方が打(2356待ち)より受け入れが1枚多いですが、ツモった時に40符になる枚数が多い(打のみ、打なら)ので打リーチとします。 

  ドラ

 またしても同様の多メンチャン形です。アガリ牌の枚数は打共に同じですが、一通がつけば跳満になるので打とします。

 ドラ

 打リーチなら待ちで高め三暗刻。しかし打リーチなら待ちでどちらでもリーチ平和一盃口赤の満貫。

 アガリ率に大差つくわけでもないので高打点の受け優先で打リーチとします。 

 ドラ

  打リーチならで一盃口がついて出アガリ満貫、ツモでも三暗刻。うっかり打リーチとしそうになる形です。

 

 ドラ

 待ちになる打リーチに気付けたでしょうか。前回例外形として取り上げた形、リャンメンとカンチャンの複合形である4456677788です。

 単騎と他の待ちの複合形は実戦でその都度待ちを確認すれば大体大丈夫ですが、この形は5以外の待ちに意識が向きにくいので非常に見落としやすいため、覚えてしまうのが得策です。

 

 ドラ

 一見打リーチとしたくなりますがダマでも345三色の手変わりがある、しかし今回はもっといい選択があります。打ダマならどちらでもタンヤオ三色のテンパイを維持しつつ手変わりを待てます。これは私も初見では全く気付きませんでした。

 

 ドラ

 打として待ちが分かりやすいですが、実は打としても待ちで、ドラ表示牌にがある分打の方が1枚多い。打ならダマでもロン、ツモで三倍満になりますが、ダマで倍満確定なら少しでもあがりやすい待ちが残る打ダマ有利とみます。

 

 ドラ

 打とすると待ちはだけですが何と九蓮宝燈のテンパイ。しかし打ならの7メンチャン。流石にどうしても役満が必要という局面でもなければ打有利です。打リーチで高めツモって裏3枚でも一応役満になります(笑)

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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