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もっと勝つための現代麻雀技術論 第162回 「牌の危険度」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第162回 「牌の危険度」

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 現麻本講座27「ベタオリの考え方」で、基本的な牌の危険度表を掲載しました。麻雀を覚えたてであれば、降りる際にこの表通りに降りるだけでも飛躍的に実力は向上します。

 牌の危険度表は「科学する麻雀」発売前から、とつげき東北HPで提唱されていたものです。提唱されてから既に15年になろうとしていますが、現代麻雀における大きな功績の一つと言ってよいと思います。

 しかし、現代では、ごく基本的なセオリーを覚えてしまうだけで初心者の域を脱却することが容易になった一方、「何故、そのセオリーが成り立つと言えるのか」を理解しないまま覚えているため、そこから伸び悩んでいる人も多く見受けられるように感じます。

 知識を覚えて実戦で身に付けるのは結構なことです。ただ単純な丸暗記だけでは、基礎はできても実戦で応用していくことは難しいです。基礎ができているつもりなのに思ったように勝ててないという意識がある方は、今一度、「セオリーが正しいと言える根拠」を押さえておくことをお勧めします。

 こちらでは、「天鳳本」で取り上げた、簡単な理由込みの危険度表を掲載します。上の方ほど危険度が低いとされるのは、「単純に当たる牌の組み合わせが少ない」ということと、基本的に「リャンメンを作りやすいように、リャンメンを優先して残すように手作りされる」ためです。

牌の危険度表と理由

Sランク
・現物 必ず通る

Aランク
・4枚見え字牌 国士にしか当たらない
・3枚見え字牌 単騎にしか当たらない

Bランク
・スジ19 字牌よりトイツで残りにくい

Cランク
・2枚見え字牌 枚数が少ない方がシャボ待ちに当たりにくい
・両スジ456 他のスジより出現頻度が低い
・1枚見え字牌 終盤は比較的危険になりやすい

Dランク
・スジ28 リャンメンに当たらない
・スジ37 ペンチャンに当たる

Eランク
・無スジ19 カンチャンペンチャンが無い
・片無スジ456 カンチャンに当たりにくい
・無スジ28 カンチャンがある
・無スジ37 ペンチャンがある

Fランク
・両無スジ456 リャンメン待ちが2通りある

 一方、「特定の組み合わせが残っている可能性が高い」、あるいは「この組み合わせが残っている可能性は低い」のような判断をするのが、「手牌読み」です。

 「科学する麻雀」では、読みは不要と書かれることもありましたが、これは、「メンゼンリーチにおいては、危険度表のランクが逆転するような「読み」ができるケースは少ないので、上記のような危険度表が頭に入らないうちに読みを入れようとすると逆効果になることが多い。」と言う意味です。

 逆に言えば、明確に特徴が現れる仕掛けに対してや、メンゼンリーチ相手でも同程度の危険牌同士を比較する場合は、「読み」を考慮するケースも増えます。「読み」を考慮するためにも、基本的な牌の危険度表について、理由込みで押さえておくようにしたいですね。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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