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もっと食うための現代大食技術論 第2回

もっと食うための現代大食技術論 第2回

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 前回、豚キムチ丼のメガ盛りチャレンジに成功したので、今回はソースカツ丼のメガ盛りに挑みます。

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 お品書き。通常のメニューも、熊本県を初め宮崎県、鹿児島県と九州産の食材をふんだんに用いた料理が目白押しです。

 お金と胃袋の余裕、そして食べても太らない体があれば他にも色々食べてみたいのですが、残念ながらどれも持ち合わせておりません(笑)

 個人差はありますが、大食いと言っても常にたくさん食べているとは限りませんし、痩せの大食いと呼ばれる方でも、食べればそれなりには太ります。

 詳しい話は今回は省略しますが、私の場合は、食べるとまともに太る体質であり、記事以外では人並みかそれ以下で済ませております。麻雀も大食いも、外部の方からは何かと偏見を持たれがちですよね(笑)

 今回は予め味変要員の調味料(ソース、マヨネーズ、わさび)を持ってきてもらうことにしました。注文している時間がロスになりますからね。

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 ソースカツ丼メガ盛り登場!豚キムチ丼の時と同じ丼に、ご飯を覆うようにソースカツが敷き詰められてます。

 全部で25枚。カツの1枚1枚がまるで花弁のよう。料理が出てきて最初に思ったことは、「サンプルほどカツが丼からはみ出ていない、助かった。」です(笑)

 戦う前からヘタレている私の運命やいかに。勝負開始です。

 カツは地元産のヒレ肉が使用されています。皆様はロースカツとヒレカツ、どちらが好みでしょうか。一般的には、ヒレの方が脂身が少なくあっさりしていて食べやすいと表現されます。

 しかしこれは、「一般的な量を、普通の食事としていただく」場合の話。大食いチャレンジであれば、脂身が多い分柔らかいロースの方が食べやすいのです。

 最初のヒレカツを口にしたところで、勝負は厳しいものになると確信。案の定10枚も食べると顎が疲れてきました。

 胃袋に余裕があるうちに、カツを全部食べきってしまう方針で進めます。麻雀も面子になりにくい部分に力を入れた方があがりやすいですね。あれと一緒です(笑)

 8分ほどで何とかカツを食べきりましたが、ここで新たな問題に直面します。カツを食べきったので、キャベツとご飯を延々と食べ続けないといけません。

 「味の違う物は別腹」。逆に言えば、「味が変わらない物を食べ続けるのは難しい」ということです。

 そして豚キムチ丼の時と違い、ご飯は他に味がついておらずほぼ素のまま。同じカツ丼であっても卵とじのカツ丼であれば、汁で味がつきご飯も柔らかくなるので食べやすい。マヨネーズやソースで味を付けますが、ご飯の量が圧倒的に多いのでペースが上がりません。

 「食べにくいものから食べる」「味に飽きないようにバランスよく食べる」。どちらをどの程度優先すべきなのか。正直よく分かりません。麻雀と違って統計をとって調べるわけにもいかないので(笑)

 残り少しになってからは、水や味噌汁で流し込みつつ量を減らします。早く食べられるようになりますが、単純に胃の中に入る量が増えるので諸刃の剣。素人にはお勧め…いえ、素人でした(笑)

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 完食タイムは24分20秒。量は豚キムチ丼とほぼ同じで味噌汁漬物込みで総重量2.3kg。量が同じでも、食材によって完食難易度ははっきり違うことがお分かりいただけたでしょうか。今回はカツの食べ過ぎで歯を痛めてしまいました(笑)

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 今回も料金無料になり賞状をいただきました。ソースカツ丼の成功者は初めてだそうです。それではまた次回、ご馳走様でした。

 

…そもそも今回のメニューは、震災からの復興支援として登場したもの。食べるだけ食べて無料では全く貢献になりません。

 記事としても、メガ盛りで終わっては面白さに欠けるというもの。そして何より、ギガ盛りに挑まなければフードファイターとしての矜持が廃ります…最後のだけは嘘です、そんな矜持あるわけありません(笑)

 そんなわけで、次は覚悟を決めてギガ盛りに挑んでまいります。乞うご期待!

 

【店舗情報】
お食事処三南
TEL:0965-62-3560
住所:熊本県八代郡氷川町早尾683
営業時間:7:00-22:00
定休日:年中無休
食べログ:http://tabelog.com/kumamoto/A4304/A430401/43007034

 

【熊本県の雀荘情報】
リーチ麻雀 さかえ 熊本店
麻雀 RIO(リオ) 熊本店
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麻雀バンク

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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