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第213回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第213回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ                         

「一飜市。本日の気温は20度から27度」(降りしきる雪を背景にしながら)

…20度から27度、華氏温度のことみたいですね。華氏20度から27度は、摂氏では-6.8度から-2.7度になります。こんな寒い日は家に籠って娯楽活動…麻雀の対戦が最適です。

最近は雀愉内で一発裏ドラ無しを遊ぶことも増えました。来月は大会も控えています。

一発裏無しと聞いて思い浮かぶのは重厚な手役作り。確かにそれは間違ってはいないのですが、一発裏無しだから手役重視の打ち方に切り替えるのではなく、普段のルールも手役重視で打つことはあり、ドラの数が少ない一発裏無しほどその頻度も重要度も増すということです。

試験問題に喩えるなら、「解答が変わるのではなく、出題範囲と配点が変わる」ということ。どんなルールも毛嫌いせずやってみる。ただしルールに合わせるというより、麻雀というゲームそのものに自分の打ち方を合わせていくつもりで取り組む。普段から満遍なく麻雀の勉強に励んでいれば、どんなルールであれ結果を残すことができるようになると私は考えます。

雀魂牌譜

東1局

一発裏無しの場合は特に浮き牌が手役絡みかどうかを特に意識します。三色に一通、そして純チャンがあるので打

を先に引かない限りは純チャン三色への変化も残した方がよいとみて打。いかにも一発裏無しらしい手役狙いの手筋ですが、普段のルールでも同じように打ちそうです。

ただし一発裏有りなら満貫の手に出来ていたものをリーチ平和止まりにしてもツモって裏が乗れば1300-2600になります。つまり手役を作り損ねたとしても結果的に失点が少なくなるのですね。先程、「出題範囲と配点が変わる」と言ったのはこういうことです。

リーチで打点が2倍になる手は一発裏無しでもリーチ。11600のアガリになりました。

ただし打点2倍でも平和のみなら、「手変わりを考慮しなければリーチが局収支的にはやや有利」レベル。もしを引いてテンパイしていた場合は、引きの一通を待ってダマに受けることが多そうです。

東4局1本場

テンパイしやすいのは打ですがもちろん一通変化は残すところ。打としてもツモ以外はテンパイに取らないところ。打ならピンズ引きからホンイツに移行する変化も残ります。ツモなら打。稀に123三色になることもあるかもしれません。

ホンイツだけでなく、ツモり三暗刻もありましたね。打

ツモり三暗刻ならリーチのつもりでしたが、他のピンズ引きはもちろん聴牌取らず。今回の手順も普段のルールだとしても同じ。先程申し上げた通り、答えが変わるのではなく、配点が変わるのです。

リーチしても打点が2倍にまではならないのでダマ。一応ツモで出アガリ6400になる手変わりもあります。普段ならツモ裏1で跳満、ツモ裏3の倍満までみてリーチしてそうです。対門から5200出アガリ。最後までトップを守り切ることができました。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。
「咲-Saki- 全国編」とのコラボも決定!

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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