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第303回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第303回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

 私が『アカギ』を知ったのは大学入学前のこと。進学に際して携帯電話を導入した私は早速『近代麻雀』のiアプリに加入し、そこで漫画の概要を知るのでした。己の血液を賭ける文字通りの死闘。あらすじを読んだだけで内容が気になって仕方なくなり、大学に入学したら絶対読まなきゃと思ったものです。『アカギ』を始めとする当時の麻雀漫画の名作が無ければ今の私は無かったことでしょう。またあの頃のように麻雀漫画を読んで熱い思いをしたいものです。

今回は雀愉リーグ決勝戦の模様をお伝えします。半荘2回を残して事実上上位2チームの一騎打ちとなりました。2位のチームは1位に2着順差をつければ逆転というところでしょうか。

雀魂牌譜

東1局

起家は2位のチーム。対門が1位のチーム。[8]はホンイツ、[②]はチャンタ三色があるので打[六]としそうでしたが、[発]をポンするようならチャンタや三色を狙う打点的メリットが薄い。それなら鳴いてもドラを2〜3枚引いて高打点になりうる[六]残しというところでしょうか。

東1局1本場

上家はクイタン、対門はピンズが高くいずれも[九]は不要牌。[九]単騎でリーチを打ちたくなるところですが、上家は[6]チー打[3]から更に手出しでドラ[5][赤5]との振り替えが考えられその場合は上家は満貫以上、河をみるに聴牌率もそれなりにありそう。実際に[②]は満貫の放銃牌でしたが、ここで止めた結果対門にアガられようものならなおのこと悪いので難しいところです。

東家は[3]チー打[六][6]が当たるとするなら[六][2][4][4][5][7][牌背][牌背]から[7]を切ったことになりますが、前巡の[4]にラグがかからなかったのでこの形も否定されます。当たる可能性が否定できない場合もホンイツチートイツ1シャンテンは外さない方がよいとみて打[南]でしょうか。

東2局1本場

聴牌時点では絶好に見えたカン[②]でしたがラス牌[四]を掴み12000放銃。やむを得ませんが追う側の立場として苦しくなりました。

東4局1本場

タンピン変化をみて打[9]で聴牌を外したくなる牌姿ですが、[⑧][9]ともに待ちとして強く山に残ってそうな牌につき即リーチ。実際に残り3枚とも全山で追いかけリーチを打ってきた競争相手から出アガリ。額面以上の大きなアガリです。

南4局

対門は[南]をツモれば3着浮上でしたが、一発で[8]が出るようなら裏ドラにかけるのも致し方無し。結果は裏ドラが乗らず4着。

1位のチームと更に2着順差がついたので、最終戦はトップラス条件でしたが逆転は起こらず。優勝は「パープルミラージュ」チームとなりました。運営、参加者の皆様お疲れ様です。

次回は月末に2回に分けて、「アカギ×雀魂」コラボを遊んでいくことにしましょう。それではまた。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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