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第302回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第302回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

今月28日のメンテナンス後、いよいよアカギ×雀魂コラボが開催されます!詳細は既に有志の方がまとめられているのでこちらをご覧下さい。あの伝説の「鷲巣麻雀」に、「アカギ』の作者福本先生の最新作『闇夜のマミヤ』に登場する「闇牌ルール」が雀魂でも遊べると聞いて、麻雀の特殊ルールマニアの私も今から開催日が待ち遠しくて仕方ありません。

雀魂牌譜

東2局1本場

平和ドラ3高め一盃口の聴牌を入れているところにツモってきた生牌の[南]。これだけなら何事も無かったようにツモ切る一手に見えますし、実際にそうしたのですが、状況を踏まえれば考慮の余地があったように思われます。

この局は上家の[⑧]に明確なラグがかかりました。すなわち残りの[⑧]2枚は下家の手牌にあり、見た目はリャンメンでも残りのアガリ牌は[⑤]2枚のみです。

これまでの局ではラグが確認されなかったので、下家は鳴ける牌がある場合は鳴き無しにすると考えられます。すなわち他に鳴く牌、役牌対子が手牌にあるということ。手出しで[7][8]リャンメンを落とし安牌要員の[西]まで切っていることから、役牌ポンで聴牌に取れる形であると分かります。

役牌候補は[南][白][中]の3種類があるので、これだけで[南]を止めるというのはいささかやり過ぎに思われますが、トップ目ともラス目とも大差がついた点数状況下。アガリ目が薄くアガってもリターンが薄い聴牌で、[北]3枚抜きのラス目にわざわざチャンスを与えてしまうのは得策でなかったかもしれません。

[南]がポンされて打[⑦]。先程の情報と合わせれば[⑧]が雀頭。リャンメン落としと残り筋から下家の待ちは[①][④][3][6]に絞られますが、[①][④]待ちなら[7][8]を落とした時点で見えている枚数的に[②][③]が落とされそうなものなのでほぼ[3][6]一点。ここまで入れてきた読みの要素はいずれも完全ではありませんが、確定度は相応に高いものと思われます。

しかし実戦では読みに自信が持てず手牌を崩してしまい、アガリ逃しにはならなかったものの下家の満貫ツモ。ここから更に下家に手が入ってあえなくトビ終了となってしまうのでした。結果的にはやむを得ないラスだったのかもしれませんが、何かと甘かったですね。それではまた次回。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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