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ネマタの天鳳日記 第106回

ネマタの天鳳日記 第106回

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久々に勉強会から。オーラス3着目とは僅差のラス親。子であればのみをアガってラス回避でよしとして浮いた字牌から切っていくところですが、1500のアガリでは次局テンパイ料でも結局捲られてしまうので、可能なら5800以上の手にはしたいところ。シャンテン戻しになりますが、いずれの浮き牌からメンツが出来ても容易に5800以上になるのでここはペンチャン落とし。東1局ならなおのことペンチャンを外すところです。

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 首尾よく5800のテンパイになりました。

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 ここからが本題。北家がをポンして打。ラス目と僅差なので安手でもよいはずの北家がよりも西を残していたとなるとマンズホンイツのメンツ候補が結構揃っていそうです。

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 続いてポン打。染め色のマンズが溢れました。

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 更にポン打。強い情報がある3フーロとなると手牌をかなり絞り込めることはこれまでも何度か取り上げてきましたが、北家の手牌を読んでみましょう。ポイントは、と持っているところから打としてをポンしていることです。

 トイトイ狙い以外でリャンメントイツをトイツ固定しているとなると、

① 役牌の後付け

  チー 打など

② 他にリャンメントイツ+リャンメンがあるところからの雀頭固定

  ポン 打など

が想定されますが、①は当てはまりませんし、②であれば、をポンしているので、と持っているなら先にを切ってを雀頭に固定しているはずです。

残るケースは、

③ テンパイからの待ち変え つまり、を切る前の7枚の手牌は、を含むメンツ候補+メンツ+雀頭の形に他なりません。

このような組み合わせのうち、をポンすることで手牌がよくなるものは、

(1) ポン打待ち→待ち
(2) ポン打4枚見え)待ち→待ち
(3) ポン打待ち→待ち
(4) ポン打待ち→待ち

 (2)(3)(4)は特定の牌を4枚持っていることになるので、組み合わせ的に(1)のパターンが大半でしょう。よって、は100%、も少なくとも80%以上は当たるとみます。北家が合理的に打っていることが前提ではありますが、は不要牌)の形から打とするのは、それこそ麻雀のルールを知ってさえいれば起こり得ないミスなので、読みの信用度は極めて高いと言えます。

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 がここまで当たると分かっているなら、にくっついてのアガリや流局テンパイ、南家西家が北家から出アガリしてのラス回避に賭けた方がよかったとみます。よっぽどのことが無ければ降りない手をテンパイしているということは、裏を返せば、よっぽどのことが起きていないかだけに思考を集中させればよいということです。麻雀の押し引きに(厳密には)「ゼンツ」は無いと以前聞いたことがありましたが、そのことを思い起こされるような一戦でした。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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