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ネマタの天鳳日記 第105回

ネマタの天鳳日記 第105回

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01-min 

リャンメン×2のタンピン1シャンテン。は4連形と言ってもを切っていて、手牌だけ見れば手変わりはツモくらい。よって基本は打として比較的安牌になりやすいは残すところですが、が4枚見え。西家北家が持っていない可能性が高いので通常のカンチャンよりは山に残ってそうですが、これならマンズ手変わりを残すに越したことはないとみて残しました。

02-min

 東家からリーチ。残しが裏目になりましたが、は通る(が西家にポンされていては両スジ)ので、テンパイする前にマンズを引くようならを残したおかげで降りずにアガれる展開になる場合もあります。

03-min

 タンピンのリャンメン×2の1シャンテン程度では親リーチに通常無スジを押すのは厳しいですが、切りの後3回も手出しが入っているのでは大体通るとみて押します。

04-min

 鳴いてテンパイに取れますが、残りスジも限られているのでタンヤオのみでは勝負は厳しいのでスルー。ただし鳴いて打で回す手はありました、ドラならが先に切られるのでカンもあまりありません。多少テンパイに取りやすくなる程度なら、低確率とはいえメンタンピンでアガれる可能性がまだ残るスルーを選びましたが、このあたりの優劣をどう比較するかは今後の課題です。

05-min

 も通っていますが、ここから残り2枚のに期待するよりは、マンズでメンツ候補が出来た時にテンパイしやすいように打。この辺りも優劣は正直自信がないです。

06-min

 鳴いて1シャンテン。は通っていませんが、がポンできるようなら、東家が頭頭や頭頭から打でリーチした可能性も減ることもありテンパイ取りがよいとみます。

07-min

 何とかテンパイにこぎつけます。

08-min

 流局で連荘と思いきや西家から1000点のアガリ。親を蹴ることができました。マンズ4連形残しの是非は難しいところですが、シャンテン変わらずの仕掛けは手変わりだけでなく回し打ちにも利用できるということを押さえておくと、リーチに単にベタ降りせずに済む局が増えて局収支をよくすることができます。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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