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ネマタの天鳳日記 第119回

ネマタの天鳳日記 第119回

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 この形はのリャンメントイツ+の3メンチャンの1シャンテンと表現されることが多いですが、「現麻本」的にはのくっつき1シャンテン。そのように見なせばツモでもテンパイすることが分かります。

 のような、雀頭+メンツを作りやすい形は、他に雀頭がある場合は浮き牌2+アンコ333となりくっつきが弱いことから先に切られやすくなります。

 しかし逆に言えば雀頭がメンツになり雀頭が無くなった場合は強い形になるので、雀頭部分がメンツになりやすい場合は、他に雀頭があっても残した方が有利になりやすいと言えます。

 雀頭が無くなると強い形が残り、雀頭を崩してもリャンメンが残ることから、打という選択も考えられます。

 今回はドラを使える受けが減り三暗刻の目が無くなる分打より損ですが、良形テンパイになる受け入れでは最も優れています。

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 ツモでもテンパイすると言っても実際にテンパイに取るかどうかは別。良形変化だけでなくドラと三暗刻があるので打点変化も大きいのでテンパイ外し。

 カン自体はそれほど待ちとして悪くないので、ドラでなければ即リーチとします。

 良形変化だけだと手変わり待ち有利になるには相当手変わりが必要になるので、手変わりを待つべきケースは大体打点が絡みます。

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 最高の手変わり牌を引いて高めツモ跳満のテンパイ。思わずマウスを握る手に力がこもりますが、本当であれば悪形リーチのみでもメンチンの多メンチャンでも同じようにリーチを掛けたいものです。

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 安めですが2000オールをツモって幸先のよいスタートになりました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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