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ネマタの天鳳日記 第118回

ネマタの天鳳日記 第118回

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 仕掛けもきく役牌トイツは良形相当、良形のメンツ候補を作らない19牌よりは自風牌残し、低確率ながらホンイツまであるとみて打としましたが、既にドラ3でがトイツ。

  「1翻縛りを解消する」「打点を上げる」「守備力を上げる」といったメリットがほとんどありません。

 一方、メンツ候補はまだ足りていないので、メンツ候補を作るために浮き牌を残す必要はあります。

 単純なメンツのできやすさなら字牌より19牌の方がずっと上なので、今回はから切るべきでした。

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 と引いて切りが見事に裏目になってしまいました。引き戻す可能性もあるのでここではの比較。

 ならツモでもリャンメンができて、ツモでリャンメン変化しやすいカンチャンができることから打とします。

 なら打ツモでもリャンメン変化しやすいカンチャンが残るので、端寄りのリャンメンができるを残すことが多いですが、今回は基本仕掛けていく手なのでチーもみて打としました。

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 シャンテン変わらずですがポン打で手広くなりました。

 ツモ以外はテンパイ時にフリテンを解消できますが、フリテンを解消しても他家からの出アガリが期待しづらいとなればツモはフリテンに受ける手もあります。

 待ち選択で迷うと他家に情報を与えるので、できれば実際にテンパイする前にどちらに受けるか決めておきたいところではありますが、テンパイ時点での他家の動向で判断が変わる問題となるとなかなかそうもいかないのが難しいです。

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 どちらに受けるか決めかねているうちに2件リーチ。2件リーチにノーテンから押すことはあまりないのですが、東家には通っていて南家にも無スジのなかではマシな部類。

 ドラを固めた高打点の手でテンパイ時も通りやすい牌を切れるということでくらいは押します。

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 テンパイ。をポンした時点では待ちと迷いましたが、今ならは掴めば誰からも出る牌。しかも東家が切ったばかりなので、「手牌から抜き打ち」まで期待できます。

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 北家視点からははシャボや単騎もないので、南家が頭頭から打でテンパイ外しでもしていなければは完全に安牌ですが、西家のは降りているようにも見え、手牌がスーアンコ1シャンテンとなると切りも致し方ありません。

 ミスをしたはずなのに結果的に高くアガれることとなり僥倖の局となりました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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