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第13回 ネマタの麻雀徒然草

第13回 ネマタの麻雀徒然草

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ネマタの麻雀徒然草とは
  • 『ネマタの麻雀徒然草』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる「麻雀に関する話題を徒然なるままに書き連ねていく」コラムです。
  • 第1回はコチラ

 「麻雀に正解はあるのか」。「ある」「ない」の二択なら皆様はどちらにするでしょうか。私なら「ある」と答えます。ただし、これは「正解」という言葉にどのようなイメージを抱いているかによっても変わるので、私と麻雀観がそれほど変わらない方が「ない」と答えることも、その逆も珍しくないと思っております。

 正解があると言っても麻雀は運に左右されるので、必勝法があるというわけではありません。ゲーム理論では、「二人」「零和」「有限」「確定」「完全情報」の5つの要素を満たすゲームは、理論上は完全な先読みが可能であり、双方のプレーヤーが最善手を打てば、必ず先手必勝か後手必勝か引き分けかが決まるとされます。「必勝法があるゲーム」とは、これらの条件を満たすものにうち、結論が「引き分け」でないゲームということになります。ひとまずは、これらの5つの要素について考えてみることにいたします。

 「二人」とは、言い替えれば1対1の勝負であるということ。プレーヤーがAIであっても、二人以上のチームであっても、最終的に意思決定が一つに定まるのであれば条件に合います。もし、三人以上でプレーするゲームであれば、二人以上のプレーヤーで特定の一人を不利にするようにプレーすることも可能になるので、必勝法が存在しなくなります。

 三人以上でプレーするゲームであるという点からも、麻雀には必勝法が存在しないと言えますが、麻雀は他のゲームに比べ、特定の相手を意図的に妨害しようとすると、自分にとっても不利になってしまうことが多いのでそこまで気にすることはありません。配牌、ツモという、「不確定だが、全員にとってランダムで平等」な要素の影響が大きいためです。

 とはいえ、意図的に不利な打ち方をされないように、普段から嫌われないように振る舞うことに越したことはないでしょう。二人でプレーするゲームであれば、傍から見ればマナーの悪い行為であっても、個性や卓外戦術の一種として認められる向きがあるように思います。

 個人的にはルールとマナーの問題は切り離して考えるべきであり、ルールに抵触しない範囲であれば、対局での振る舞いがもっと個性的なプロが居てもよいと思います。しかし、トップで活躍されているプロにマナーに気を遣われている方が多いのは、「嫌われると勝ちにくい」多人数ゲームであるためでもありそうです。

この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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