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第1回 ネマタの麻雀徒然草

第1回 ネマタの麻雀徒然草

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ネマタの麻雀徒然草とは
  • 『ネマタの麻雀徒然草』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる「麻雀に関する話題を徒然なるままに書き連ねていく」コラムです。

 本年からコラムを連載することにしました。タイトル通り、麻雀に関する話題ならジャンルを問わずに徒然なるままに書き連ねていこうと思います。

 さて、一口に麻雀と言っても、古今東西様々なルールで遊ばれています。現在日本で最も親しまれているのは、「リーチ麻雀」と言います。雀荘の看板によく見られる「リーチ麻雀」とはルールの名前なのです。

 名前は物事を区別するために付けられます。「リーチ麻雀」とあるのは、昔の麻雀にはリーチという役が存在せず、後から出来たルールであるということ。そして今、「リーチ麻雀」という呼び方をほとんど聞かないのは、単に麻雀と言うだけで誰しもが「リーチ麻雀」を想像するくらい、日本でこのルールが浸透したためであります。

 リーチという役自体は、中国のローカルルールの一つが元となっているようですが、(英語の「reach」だと思っていたのですが、どうやら違うようです。)「リーチ麻雀」は日本独自のルールと言えます。では何故、リーチ麻雀が日本でここまで広まったのでしょうか。

麻雀の歴史 雑学

 現在のリーチ麻雀は、昭和27年(1952年)、報知新聞(現在の読売新聞)に天野大三氏が発表した、「報知ルール」が元になったとされます。リーチ、ドラ、場ゾロといった、日本麻雀特有のルールがこの頃に定着しました。全国紙で麻雀のルールが取り上げられるというだけでも、今では考えられない話ですが、今よりずっとメディアの影響力が強く、娯楽自体も少なかった時代。爆発的に普及していったことは想像に難くありません。

 現在当たり前のように普及していることが、実は全国メディアの影響だったという話は少なくありません。例えば、じゃんけんの掛け声「最初はグー」は、「8時だョ!全員集合」という人気バラエティ番組で使用されたことで全国的に広まりました。当番組の平均視聴率(最高ではなく平均)は何と47.6%。日本人の2人に1人は見ていた計算です。昨今ではブームになっても一過性のもので終わるどころか、ブームと言われても実感が湧かないことも多くなりましたが、当時はブームがそのまま定着してしまうほどメディアの影響力が強かったことをうかがい知れます。ちなみに、じゃんけんの掛け声も地方によって実に様々なものがあります。まるで麻雀のローカルルールのようです。

この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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