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第296回 ネマタの麻雀徒然草

第296回 ネマタの麻雀徒然草

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ネマタの麻雀徒然草とは
  • 『ネマタの麻雀徒然草』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる「麻雀に関する話題を徒然なるままに書き連ねていく」コラムです。
  • 第1回はコチラ

麻雀牌のは動物の姿をしていますが、を動物の姿にするなら何がよいかというお題がタイムラインで流れていましたが、私の第一感は「亀」。理由は丸いのが何となく亀に見えたからです。

を動物の姿でデザインした麻雀牌。調べてみると、まさに「亀」をデザインしたものが、何と任天堂から販売されていました。しかも麻雀牌の名前が「鳳凰」。は見た目こそ孔雀ですが鳳凰とも呼ばれ、麻雀の神様としてドラ扱いにするルールもあったりします。

鳳凰、亀と言えば、四霊獣。古代中国では、 動物(生き物)を鱗蟲(虫)・毛蟲・羽蟲・甲蟲の四つに分類していました。 この四つの分類のそれぞれを統括する長(王)が、龍・麒麟・鳳凰・霊亀で、四霊獣とよばれます。

が鳳凰、が亀ときたら、折角なのでのデザインを麒麟にしましょう。萬の字のうねうね感が何となく麒麟に見えなくもありません。龍は…もう麻雀牌にありますね。三元牌の別名は「龍(ドラゴン)」。をそれぞれ、白、緑、赤の龍にすれば、四霊獣を全て麻雀牌でデザインすることができます。

四霊獣は、瑞獣(縁起のよい獣)とされ、世の中が瑞気に満ちて、平和な時代のみに出現するとされました。正月から卓を囲んで麻雀を打ち、世の中の平和を願う。実に縁起がいいですね(笑)麻雀牌のデザインは興味深いものが様々あるので、プロのタイトル戦のような特別な対局でこのような麻雀牌が使われても面白いのではないかと思ったことでありました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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