101競技連盟(イチマルイチキョウギレンメイ)
101競技連盟とは、日本麻雀101競技連盟といいます。一般社団法人日本麻雀101競技連盟というのが正式名称でございまして、競技麻雀団体です。競技を志す者の集まりでございまして、古川凱章先生主宰による1982年に始まりました順位戦101というのが前身でございます。
古川凱章先生というのは、体勢論という貴重な戦術を昭和の時代に発表しております偉大な師でございますけれども、古くは飯田正人さんや金子正輝さん、あるいは新津潔さん、忍田幸夫さん、五十嵐毅さんなども輩出している競技団体でございまして、2004年6月1日付けで法人に改組しまして、中間法人として設立されました。その後、2009年6月に一般社団法人に移行しております。
この競技団体の特徴は、麻雀というのは点棒の積み重ねによって勝敗が決まることが多いですね。プラス6万点だ、プラス3万点だ、1万点しかプラスしてなかったというものの積み重ねで成績の評価をすることが多いんですが、101競技連盟は純粋に順位だけの評価、順位だけを基準とした勝ち負け、引き分けの積み重ねで評価していく。つまり、どういうことかといいますと、トップを取るとプラス1勝、2位と3位は引き分け、0、ラスを引くとマイナス1という順位点。ですから、101なんです。トップを取るとプラス1、2位と3位は0、ラスを引くとマイナス1という評価方法で勝敗を決めていくと。
いまだに手積みでなさっております。この時代にあっても使用用具は由緒正しくといいましょうか、伝統を守るといいましょうか、ちゃんと手積みで洗牌して、山を積み上げて、競技をなさっている団体でございます。公式機関誌として101競技マガジンというのも発行されております。興味のある方は、101競技連盟のホームページをご覧いただければと思います。
1万点棒(イチマンテンボウ)
1万点棒、きれいですね。私、この1万点棒、大好きでございます。この1万点棒が4本集まったら快感でございます。
1万2000オール(イチマンニセンオール)
1万2000オール。そんな和了り方あるんですか。1万2000点ずつ子方からもらうんです。オールですから、親の和了です。役が11個そろうと1万2000オール。立直、ツモ、メンチン、平和、一気通貫、これで11役ですね。あるいは、立直、ツモ、ドラ9。オバQじゃないですよ。立直、ツモ、ドラ9枚みたいな、赤、赤、ドラ7みたいな、立直、ツモで。そうすると、11役。1万2000オールという和了。
三倍満といわれております。満貫の3倍です。親の満貫は1万2000点ですから、その3倍ですから、3万6000点の和了を子方3人で分けますから、1万2000ずつちょうだい、1万2000オールということでございます。
イチロク
イチロク。これは、2通りあります。はい、イチロク。和了ったときに、1万6000点もしくは1600点。1600点というのは、子供の50符1翻です。1万6000点というのは、子供の倍満、8役ないとダメです。8役から10役までの間が倍満の1万6000。どちらもイチロクって。
でも、イチロクって言われて1万6000払うのはちょっと傷つきますよね。イチロクって言われたら1600かなと思うんですけれども、ロン、イチロクとか言って、パッと開けてみたら、えーって数えて1万6000点、これをイチロクといいます。
イチロク・ザンニ
イチロク・ザンニ。これは、1600・3200をツモったときの和了ですから、合計するといくつですか。1600・3200ですから、6400点の和了。つまり、子供の50符3役。立直、ツモ、ドラ1で符が跳ねて50符までいって3役あると1600・3200の和了なんですが、略してイチロク・ザンニとか言って和了っています。
一気通貫(イッキツウカン)
一気通貫。ご覧ください。
どの色でもいいです。1から9まで、索子もからまでそろえると一気通貫と。一気につながるということで、役として認められております。門前で仕上げれば2役、ポン・チーしてしまうと1役いただける役でございます。一気通貫。
一局清算(イッキョクセイサン)
一局清算。これは、通常、勝負の決着のつけ方は、半荘、2周して勝負と。トータルの点数の勝負ということになるんですが、1局ずつ勝負しようじゃないかというやり方もあるんです。1局ずつ勝負。それで誰が勝った、誰が負けた。一局清算というのは、一局勝負のことです。スリル満点ですね。一局清算。
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