こんにちは。編集長の佐田です。
先日、麻雀ウォッチ編集部宛に一通の問い合わせメールが届きました。
【メッセージ本文】
Hello.
I would like to publish the news about our game R Mahjong on your website.
The game is currently available on Google Play:
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.arttech.rm ahjong
Is it possible? If so, please tell me the condition and format of the publication.
Best regards, Viunyk Vladimir
やべ、英語だ…。どうやら日本式リーチ麻雀のアプリをリリースしたので宣伝してほしいとのこと。こうして世界の人に日本式麻雀が愛されていると思うととっても嬉しいですね。
そうと言われれば、微力ながらお力になりましょう!ということで、英検3級しか持ってない編集長。つたない英語を駆使してなんとかやり取り。開発者の思いなどを聞いてみました。
R Mahjongアプリ概要
ルール:喰いタン後付有、ダブロン有、25000点持ち30000点返し、ウマ10-20。東風戦、東南戦、赤牌のアリ、ナシなども設定できる。
牌譜も残せて、完全無料(広告が出ます)。
プレイヤー同士でのゲームもできるそうですが、友達がいないのでひとまず一人でプレイしてみました。他3名はAIが麻雀を打ってくれます。操作感はサクサクしていて、牌も見やすいので何かの空き時間にはちょうどいいかもしれませんね。
開発者プロフィール
開発者:Viunyk Vladimir(ヴィウニク・ウラジミール)さん
ウクライナ出身のエンジニア。V.N.カラジンハリコフ国立大学(ウクライナでランキング3位の大学)で物理・数理科学を学ぶ。モバイルアプリケーションを開発する前は、業務プロセス自動化のお仕事をしていたそうな。
R麻雀について
───このゲームを作った理由は?
単純に麻雀が好きで、麻雀の普及に貢献したいと思ったからです。麻雀は、チェスや囲碁とは異なり、勝つにはスキルと運の両方が必要なので、人生に似ているなとも思っています。
───なぜ日本式麻雀を選んだのですか?
日本式麻雀では、運だけでなく、攻めや守りのバランスが必要なところが面白いと思っていて、また数年前にアニメの「アカギ」と「咲」を見ていたので、それも理由の一つですね。
───このゲームを誰に遊んでもらいたいですか?
はじめは、その場にいる友達とすぐに麻雀を始められるアプリを作りたいと思っていました。なので「その場にいる友達と麻雀したい人」に遊んでもらいたいですね。
日本では見知らぬ相手との対戦が可能な大規模オンライン麻雀サービスが多くありますが、R麻雀は、麻雀卓がなくても、牌がなくても、インターネットがなくても、郊外の電車の中、屋外でも簡単にプレイできます。学生サークルや麻雀勉強会、友達同士でのプレイに最適です。
また、面子が揃わないケースに備え、R麻雀では、例えばプレイヤー2人と2人のボット、プレイヤー3人と1人のボットなど、プレイヤーとボットを組み合わせて遊ぶことができます。
───R麻雀の特長について
現時点では、プレイヤー1人対ボット3名のローカルゲームと、Wi-Fiを介すればプレイヤーとボットを組み合わせて対戦することが可能です。2人以上でプレイする場合は、デバイスの1つがローカルサーバーとして機能します。
また、R麻雀は、英語と日本語2つの言語インターフェースを持ち、ゲームをプレイするだけでなく、牌譜を残すことができたり、レーティング機能が実装されていたりと機能が充実しています。現在はアンドロイド版のみですが、数ヶ月後にはiOS版をリリースしたいと思っています。
最後に、今R麻雀に実装されているAIは、素早くゲームを進行することはできますが、強くはありません。しかし、強いAIを構築するということにも注力したいので、これもR麻雀を作った理由の一つです。いつか強いAIを実装したいですね。
ということで、ウラジミールさんありがとうございました!日本の麻雀ゲームを遊びなれた皆さんだともしかしたら『ここがこうだったらいいな』なんて意見があるかもしれません。積極的にレビューで伝えてあげるといいかも…?今後も世界中のひとがこんな風に日本式麻雀を好きになって、どうやったら遊びやすいかを考えてくれるといいですね!