麻雀ウォッチのYoutubeチャンネルで公開している、初心者麻雀講座「おしえて!はるごー先生」
「おしえて!はるごー先生」では、Mリーグ U-NEXT Pirates / 麻将連合所属の小林剛プロと、最高位戦日本プロ麻雀協会所属の中里春奈プロが先生となり、麻雀初心熊であるポンちゃんに、麻雀を一からわかりやすく教える企画です!
第4話目は、「色々な役を覚えよう その1 役牌」について。この記事は動画の内容を文字に起こしたものですので、動画でも同じ内容を学んでいただけます!
第3話では、メンゼンツモとタンヤオ2つの役のお話をしました。今回も新しい役を紹介したいと思います
ただその前に、役は同時にできることがあります
えっ!同時にできることなんてあるんですか?
あるんですよ。前回教えたメンゼンツモとタンヤオですが、タンヤオの手を作って、最後にメンゼンツモでアガれば、2つの役を作ったことになります
そうか!2つできる!
この時の点数の数え方なんですけど、2役できたとか、2点できたという言い方ではなくて、役を数える単位が決まっています
それは「翻」(ハン)という言葉で数えます。1翻・2翻・3翻というふうに数えていくんですね
今後は役がいろいろ出てくるんですけど、たくさんの役を作って、1翻・2翻・3翻・4翻と高い手を作っていけるように将来的にはなると思いますので、今日は新しい役について教えていきたいと思います
はい!
役牌について
まず最初に教える役は「役牌」です
や、ヤクハイ?
役牌という役です
役牌と言う役?ややこし~!
というカラフルな牌がありましたよね?
あったあった!
は、いつでも誰でも3枚揃えたら役牌です!
えー!すごーい!
ちょっと待って先生…
これで良いの?
あらポンちゃんステキ~!1枚ずつ〜ってダメって言ったでしょっ!
えぇ…
ダメですよ〜。1番最初にこばごー先生に教わりましたよね?字牌は並び数字じゃ使えないんです!
ああ~!
忘れてましたね?
いや、覚えてた覚えてた(笑)
(笑)というのは、並び数字では使えないので、同じ字を3枚にしなければいけないんですね
はい!
だったら、だったらみたいにします!
お、覚えてた…!
ちょっとふざけたね(笑)
そう(笑)
場の風
次は場の風です!
ば、バノカゼ?風って何ですか?
っという字があったと思うんですけど、これを総称して「風牌」(カゼハイ)といいます
風牌?
方角の風が吹いてると思ってもらえれば良いと思います!
その場の風の説明の前に、ちょっと「親」のお話をしたいと思います!
親?
麻雀は4人でやってますけど、1番最初に持ってきて捨てる人のことを親と呼びます
うんうん
そして他の3人が子ども。親は反時計回りに順番に交代します
交代するの?
交代します!なので子どもの時もあれば、親の時もあるってことですね!この1周目の事を東場(トンバ)、2周目を南場(ナンバ)と言います
東場と南場!
東の風が吹いている場と、南の風が吹いている場がある感じですね。で、この東場の時はいつでも誰でもを3枚揃えれば役牌となります!
を3枚!
じゃあ南場の時は?
先生そんなのわかる!(笑)を3枚揃える!
そういうことです!2周目の時は、を3枚揃えれば全員役牌になります!
あれ先生?東場と南場しかないの?西と北は?
よく気づきましたねポンちゃん!東南西北って言ってるのに西と北がないですよね?
昔は西場とも北場もあったんですけど、時間が長くてやってられなくなっちゃった!
外されちゃったんですね!
もう2周で良いかなって感じで〜
しかたない、それはしかたない!
なので、東場と南場しかないんですね!
自分の風
さあ次は自分の風!
自分の風!
自分っていうことは、今まで4人全員が同じだったんですけど、今度は自分だけの字があります!
ふーん!
親の人が東の家の人です
親が東!
そして順番に、右の人が南の家の人、西の家の人、北の家の人となります
ポンちゃんずっと南がいい!
えっ!でも親って交代するんだよ
えっ!
親は交代するって、さっき言ったじゃないですか!
えっ、あぁ、そうか…
交代するってことは、じゃあ今ポンちゃんが座っているところが親の家の場所だとします。これが交代すると、次はポンちゃんは北の家の人になる!
えっー!北なの!?南じゃないの?
南じゃないんです!南は次の次に回ってきます
めっちゃ遠い~
もう1回親が回ると今度は西になる!ということで、親が変わるたびにどんどん変わっていく。次は南になり、そしてもう一度回るとまた親になる
これが2周目になるわけですね。そしてこれをまた回すと北、西、南となり、2周目が終わるのでこれで1ゲーム終了となります!