<オープンリーグ準決勝・決勝>◇30日◇麻雀スタジオ
RMU(リアル・マージャン・ユニット)のプロアマ混合のタイトル戦「オープンリーグ」の準決勝と決勝が30日、東京の麻雀スタジオで開催され、昨年準優勝の吉田信之さんが優勝した。吉田さんは10月に行われたRMUクラウンでも決勝に残ったが、河野高志に敗れて4位。今回はその雪辱を果たした。
吉田さんは準決勝A卓を1位で通過すると、決勝も1回戦をトップ。2回戦も東2局の親で「タンヤオ・ピンフ・三色」の12000点をアガり、独走態勢に。ここから秋山裕邦(日本プロ麻雀協会)が何度もアガリを見逃して、吉田さんを追撃しようと試みる。その結果流局が増え、非常に重たい展開となったが、この半荘を2着でしのぐと、最終3回戦も東1局に秋山の勝負手とのリーチ合戦に勝ち、東4局にも秋山から12000点をアガって優勝を決めた。
決勝で敗れることが続いていた吉田さん。試合後は「実は期するものがあったが、内に秘めて頑張ろうと思った」と語り、終了後はすぐにRMU代表の多井隆晴に質問するなど、次のタイトル獲得へ貪欲な姿勢を見せた。
決勝結果
1位 吉田信之 +73.6
2位 知念毅 +35.6
3位 秋山裕邦 ▲38.0
4位 廣山美奈子 ▲71.2