梅村日奈子が初の将妃に／第8期将妃決定戦

麻将連合の女性選手による年間リーグ戦の上位4名によるチャンピオン決定戦である第8期将妃決定戦が11月4日、東京の麻雀スタジオで行われた。

今回決勝に進出したのは梅村日奈子、岡田桂、紺谷友紀、小島たかよの4名。誰が優勝しても初戴冠となる。

テンパイ料あり。テンパイ連荘。順位点は＋12・＋4・▲4・▲12
上記ルールで4回戦を行い、優勝者が決定する。

3回戦を終えた時点で岡田が23.6ポイント、紺谷が11.5ポイント、梅村が10.3ポイント、小島が▲45.4ポイントとなり、小島以外は接戦の状況で最終戦を迎えた。

東1局にいきなり梅村に役牌ドラ3の聴牌。紺谷も1000点の聴牌で応戦するも流局、勝負は先に持ち越された。

東4局その2に大きな山場。ドラがで親の紺谷が、小島がドラ2枚使いのペン、梅村が2軒リーチに押し返し、の変則3面での3軒リーチとなった。紺谷と梅村はこれをあがると優勝に大きく近づく場面。ここを制したのは梅村。ツモで2000・3900のアガリとなった。この後も梅村が凌ぎ切り、オーラスもアガリを決めこの半荘をトップとして優勝を決めた。

優勝した梅村は「4半荘すごく長かったです。最初の1局目に満貫あがれて、そのあとはみんなの圧力に押されて降りる局面も多かったので反省点もあります。最後の最後に肝心なところで満貫をあがれてよかったです。応援してくださった方々、3年ほどブロマガでも勉強して牌譜指導等をして頂いた木原浩一さん、本当にありがとうございました！」と感謝を伝えた。