麻将連合の最高峰タイトル「将王決定戦」最終節(全4日15回戦)が28日に行われ、第12期以来の決定戦進出となった木村和幸がトータル+61.5ポイントで初の将王を獲得した。
今期の将王決定戦は、第2節でむくがリードしたが、第3節で木村が82.8ポイントを加算して大きくリード。木村和幸 +87.2 むく大樹 +48.8 原浩明 ▲37.6 武則輝海 ▲100.4 というポイントで最終日を迎えた。
13、14回戦では武則が意地を見せ連勝したが、まだまだポイント差は大きく、木村かむくのどちらかにほぼ優勝争いは絞られた。
15回戦では原浩明がリード。むくはなかなか加点できず4着目で最終局を迎えた。むくの条件は役満ツモ、木村からの倍満直撃となった。むくは役満成就を目指し、ツモ番があと1回あるところで四暗刻の聴牌。最後の一巡に祈るように牌山に手を伸ばしたが、アガリにはならず無念の流局となり木村がリードを守り切って第18期の将王を勝ち取った。
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初の将王戴冠木村は「まずは決定戦で戦っていただいた3者に感謝したいと思います。4日間通してとても濃い対局ができました。4日目は貯金を活かして逃げ切った感じで、一番内容は微妙だったかもしれません。来期はディフェンディングとなり決定戦からの出場となりますが、麻将連合には素晴らしい選手がたくさんいますので、μリーグ、将王決定戦の戦いを視聴者の皆様に楽しんでいただければと思っております。」と対局者、視聴者に感謝を述べた。
最終成績
歴代将王
第1期 原 浩明
第2期 原 浩明(2)
第3期 小林 剛
第4期 三原 孝博
第5期 三原 孝博(2)
第6期 柏原 純
第7期 小林 剛(2)
第8期 武則 輝海
第9期 小林 剛(3)
第10期 忍田 幸夫
第11期 忍田 幸夫(2)
第12期 清水 英二
第13期 忍田 幸夫(3)
第14期 忍田 幸夫(4)
第15期 井出 洋介
第16期 武則 輝海(2)
第17期 原 浩明(3)
第18期 木村 和幸