11月9日に第45期最高位決定戦最終節が行われ、醍醐大がトータル208.8ポイントで初の最高位を戴冠した。
今期決定戦に進出したのはディフェンディングで連覇の臨む坂本大志、永世最高位(※累計5回による称号)がかかっている近藤誠一、去年に続きリーグ戦を首位で通過した醍醐大、9期入会で3月に70歳の誕生日を迎える大ベテラン嶋村俊幸となった。
【第45期最高位決定戦最終節】
— 最高位戦日本プロ麻雀協会 (@saikouisen) January 9, 2021
19回戦終了しました。
※本日は17~20回戦の対局となります。
19回戦は近藤がトップを取り醍醐は2着。その差30ポイントで最終20回戦となります。
対局の模様は下記チャンネルにて生放送中です。
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近藤が首位、醍醐がおよそ60ポイント差の2位で始まった最終日だったが、17、18回戦で醍醐が連勝して逆転。19回戦では近藤がトップを取ったが醍醐も2着で凌ぎ、最終戦は30ポイント差。1着順プラス1万点相当のポイント差で迎え、どちらにも大いに可能性がある最終戦となった。
最終戦は嶋村がリードする展開。醍醐にとっても予断を許さない状況が続いたが、徐々に局は進み醍醐が16500点持ちの3着目、近藤が12800点持ちの4着目で南3局3本場を迎えた。
残り2局であれば近藤の逆転の芽は十分にあったが、南3局3本場の終盤で醍醐が平和のアガリを決めてオーラスを迎え、近藤のオーラス逆転条件は倍満ツモ、跳満直撃という厳しい条件になった。
南4局では醍醐が役無しの嵌張ダマテンから平和に振り替わり。その後親の坂本のリーチ宣言牌を捉えてアガリきり優勝を決めた。
▼南3局3本場、南4局の模様はこちらの動画でお楽しみください!
初の最高位戴冠を決めた醍醐は、インタビューで「本当に嬉しいしか出てこないですね。最終戦は上の立場でしたが、全く楽な展開にはならずに苦しい時間が続きました。優勝が決まった時、自分自身涙が流れたことに少し驚いています。今回は本当に色んな方から応援していただいて、その思いに応えることができて嬉しいです。今後も精進して、誰が勝ち上がってきても連覇できるように精進したいと思います。」と喜びを語った。

本当に沢山の方の応援のおかげで勝つ事が出来ました!!!
— 醍醐 大 (@kiyoharahiroshi) January 9, 2021
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歴代最高位
第1期 灘 麻太郎(順位率部門)・川田 隆(得点部門)
第2期 田村 光昭
第3期 小島 武夫
第4期 小島 武夫(2)
第5期 田村 光昭
第6期 狩野 洋一
第7期 大隈 秀夫
第8期 青野 滋
第9期 金子 正輝
第10期 佐藤 孝平
第11期 金子 正輝(2)
第12期 金子 正輝(3)
第13期 西田 秀幾
第14期 飯田 正人
第15期 飯田 正人(2)
第16期 飯田 正人(3)
第17期 飯田 正人(4)
第18期 徳久 英人
第19期 井出 洋介
第20期 飯田 正人(5)
第21期 五十嵐 毅
第22期 岩川 聖基
第23期 飯田 正人(6)
第24期 金子 正輝(4)
第25期 飯田 正人(7)
第26期 古久根 英孝
第27期 古久根 英孝(2)
第28期 飯田 正人(8)
第29期 尾崎 公太
第30期 古久根 英孝(3)
第31期 張 敏賢
第32期 張 敏賢(2)
第33期 飯田 正人(9)
第34期 飯田 正人(10)
第35期 村上 淳
第36期 石橋 伸洋
第37期 近藤 誠一
第38期 新井 啓文
第39期 村上 淳(2)
第40期 近藤 誠一(2)
第41期 近藤 誠一(3)
第42期 村上 淳(3)
第43期 近藤 誠一(4)
第44期 坂本 大志
第45期 醍醐 大