<ワールドシリーズオブ麻雀(WSOM) アマチュア日本代表決定戦 by 麻雀ウォッチ>◇7日◇レステックスタジオ
12月5~6日にマカオで開催される「ワールドシリーズオブ麻雀(WSOM)」のオフラインアマチュア予選となる「世界麻雀大会(WSOM) アマチュア日本代表決定戦 by 麻雀ウォッチ」が7日、東京・レステックスタジオで開催され、福井航さん(香川県)が優勝し、WSOM本戦トーナメントの出場権を獲得した。
日本でおなじみの麻雀最強戦ルールで行われた決勝戦。雀歴50年の岡田健二さん(大阪府)に対し、伊勢二郎さん(千葉県)、石橋秀則さん(神奈川県)、福井さんの若手3人による現代麻雀の対決構図となった。
1回戦を福井さん、2回戦は石橋さん、3回戦は伊勢さんがトップと、最終戦までもつれて迎えた最終4回戦。ここまで唯一トップがなかった岡田さんが東1局の親でトータルトップの福井さんから「純チャン三色ドラ2」の親満を直撃。すると東2局では石橋さんが岡田さんから「ピンフイーペーコードラ2」の親満を直撃して逆転。さらに東3局では伊勢さんが親満をツモと、優勝の行方がめまぐるしく変わる展開に。伊勢さんはさらに点棒を積み重ねるが、福井さんが伊勢さんから8000・9600を連続で直撃すると、オーラスの親で「リーチ・ツモ・三色・ドラ」をツモって大逆転優勝となった。一時は1800点しかなかった福井さんだったが、最後まで集中力を切らさず、「しっかりオリるときはオリて、攻めるときは攻めるバランスの良い麻雀ができました」と勝因を語った。
優勝した福井さんにはWSOM主催のワールドマージャンリミテッドより、本戦トーナメントエントリー料金や往復航空費、ホテル宿泊費がセットになった3500ドル相当の招待パッケージが贈呈された。
◆ワールドシリーズオブ麻雀(WSOM) 毎回200~300人が参加する世界最大級の麻雀大会で、最大賞金総額は7000万円。4回目の開催となる今年は2015年12月5~6日にベネティアン・マカオ・リゾートホテルで開催される。日本でもオンラインゲーム予選やプロ予選が開催され、有名プロや著名人が本戦トーナメントに参加する予定。