2015年12月5~6日にマカオで行われた世界最大級の麻雀大会「ワールドシリーズオブ麻雀(WSOM)」の現地リポートをお届けします!
今年は鈴木たろうプロが準優勝、多井隆晴プロが12位、片山まさゆきさんが29位と活躍しました。
来年もマカオで開催予定なので、参加したい方は是非参考にしてください!
【参考サイト】
WSOM公式サイト
WSOM公式Twitter
WSOM参加者Twitterリスト
WSOM日本人からの主な出場者
日本人選手の成績
12月4日(大会前日)
出発前の成田空港にて。
マカオ航空の機内食。マカオへは直行便が出ており、航空料金も格安でした。
約5時間のフライトでマカオに到着。
先にマカオに到着していた、鈴木たろうプロがお出迎え。
リムジンバスで宿泊先のホテルへ
マカオのホテル群。ギラギラしてます。
多くの出場者や関係者が宿泊した「ホリデイ・イン マカオ コタイ セントラル」。
会場の「ザ ヴェネチアン マカオ リゾートホテル」は向かいにあります。
こちらが会場の「ザ ヴェネチアン マカオ リゾートホテル」。広いです。
「ザ ヴェネチアン マカオ リゾートホテル」 別角度から。
ホテル内は豪華絢爛です。
スケジュールが発表されてました。
会場では前日練習が行われました。入念にチェックする日本の出場者たち。
時刻や温度、湿度まで表示される麻雀卓。
試合で使用される麻雀卓。
大きなホールにおよそ60台はある麻雀卓。
南と西の違いがわかりにくいと出場者。
大会のスポンサーはドリンクや麻雀卓、カジノホテル、麻雀ゲームなど。
参加賞の中身の一部。点数表やバッグなど。
謎の棒を発見。どのように使うかは後ほど。
練習終了後、火鍋店で壮行会。
手前の赤いスープはとんでもなく辛いです。
とてもおいしかったミル貝の刺身。
空腹を満たし、翌日の大会に向けて準備万端の一行。
12月5日(大会初日-予選ラウンド)
日中のヴェネチアンホテル。
対戦表を見せ合い、同卓するかをチェック。
対戦表。1セッションは16局で、8局ごとにテーブルチェンジがあります。
大会開始前に日本選手で集合写真。
1回戦で多井隆晴プロ(RMU)と伊達直樹プロ(日本プロ麻雀協会)が同卓
1回戦で同卓の石井一馬プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)と堀内正人さん。
マカオに滞在している小倉孝プロ(日本プロ麻雀協会)はリラックスした雰囲気。
日本予選を勝ち抜いたアマチュア代表の福井航さん。
本大会主催、World Mahjong LimitedのJim Mehrenさんによる開会の挨拶。
数多くのメディアが取材に訪れていました。
会場の様子。221名が参加し、上位32名が2日目の決勝ラウンドに進出できます。
使用する麻雀牌はかなり大きく、インパクトがあります。
開始直後、3巡目に「役牌・ホンイツ・チャンタ」の270点をアガる小倉プロ。
過去に出場経験がある渡辺洋香プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)
伊達直樹・鈴木たろう・渡辺洋香の3名のプロが同卓に。
「王位」を獲得したばかりの石井一馬プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)は40位。
熱心にWSOMルールを研究していた矢島亨プロ(日本プロ麻雀協会)は88位。
162位の須田良規プロ(日本プロ麻雀協会)は得意のiPhoneを使って得点計算をしていました。
他家の得点計算を見守る天鳳位のASAPINさん(111位)。
98位のガースプロ(日本プロ麻雀連盟)は日本の勉強会を主催し、日本選手団をまとめました。
45位のジェンプロ(日本プロ麻雀連盟)はWSOMの日本のソーシャルメディアを担当し広報に活躍しました。
エナジードリンクのキャンペーンガール。
VIPラウンジ。中は見せられないよ。
Jim Mehrenさんから日本に向けてメッセージをいただきました。後日公開します。
参加賞の中身の棒は、手牌をそろえるために使うのですね。
立てて使用しても良いようです。
鶴海ひかるプロ(RMU)は、棒で凝った背中を叩いてますが、この使い方は間違いです。
大会途中でランチやディナーのサービスがありました。
予選の結果が発表され、多井プロが10位、片山さんが13位、鈴木たろうプロが27位で決勝ラウンドに進出しました。
12月6日(大会2日目-決勝ラウンド)
決勝ラウンドは朝9時から開始。やる気十分の3名。
初戦から日本人で同卓。5回戦(ベスト32)の前半では片山さんと鈴木たろうプロ。
5回戦の後半戦では、片山さんと多井隆晴プロが同卓。
会場はテレビ放送用のステージが設営され、そこで対局していました。
観客席からはモニターで捨て牌のみ確認できます。牌が大きいため、観客席からも十分確認できます。
予選で負けた日本選手たちは3人の応援に回ります。
女性選手は中国メディアの取材も受けてました。
片山さんは、5回戦を29位で敗退。賞金合計8,402香港ドル(日本円で約13万円)を獲得。
鈴木プロは8位、多井プロは11位で6回戦(ベスト16)に進出しました。
2007年のチャンピオン、香港の許宗澧さん(写真奥)も6回戦まで勝ち残りました。
多井プロは12位で敗退、賞金を受け取ります。
多井プロの賞金合計は28,187香港ドル(日本円で約45万円)でした。
6回戦・7回戦(ベスト8)を1位で決勝に進出し、中国メディアからインタビューを受ける鈴木プロ。
いよいよ決勝の開始です。4名の選手が一人ずつ入場します。
決勝は、日本・中国・台湾・香港の4カ国の対決となりました。
日本国旗を振り、リラックスした表情の鈴木プロ
観客席に向けて拳を握る鈴木プロ。
観客席で見守る日本選手たち。
終始苦しい戦いの鈴木プロでしたが、「ピンフ・一気通貫」の135点をアガり、4位から2位に浮上。
終了直後の様子。優勝は中国の赵坚さんでした。鈴木プロは惜しくも準優勝。
1位 赵坚 Zhao Jian(中国)+210
2位 鈴木 たろう(日本)-50
3位 黎少駒 Lai Siu Kui(香港)-70
4位 彭正龍 Peng Cheng Lung(台湾)-90
鈴木プロの獲得賞金は293,263香港ドル(日本円で約466万円)
優勝の赵坚さんは406,161香港ドル(日本円で約645万円)を獲得。
1位 赵坚 Zhao Jian(中国) 406,161香港ドル(日本円で約645万円)
2位 鈴木 たろう(日本) 293,263香港ドル(日本円で約466万円)
3位 黎少駒 Lai Siu Kui(香港) 239,186香港ドル(日本円で約380万円)
4位 彭正龍 Peng Cheng Lung(台湾) 210,790香港ドル(日本円で約335万円)
今回のシステムだと、決勝に残ればかなり賞金が獲得できたようです。
大会終了後に記者会見が行われました。
打ち上げはヴェネチアンホテル内の「CAFE DECO」で行いました。
入賞した3人で乾杯!鈴木たろうプロ、多井隆晴プロ、片山まさゆき先生、おめでとうございます!
本大会のテレビ放送は日本でも放送できるように交渉中です。
日本選手団のみなさま、ありがとうございました!
2016年の大会でお会いしましょう!