<The萩原リーグ 2nd Season>◇決勝◇16日
俳優の萩原聖人がプロデュースする麻雀対局番組「The萩原リーグ~2nd season~」の決勝が行われ、独歩(天鳳位)が4回戦中3回トップを取って優勝した。
準決勝を3連勝で勝ち上がった独歩は1回戦をトップで、連勝を4に伸ばした。続く2回戦もトップ目でオーラスを迎え、5連勝は目前だったが、親の愛内よしえ(日本プロ麻雀協会)のリーチに放銃すると裏ドラ3枚乗って3着に落ち、同1本場には小林剛(麻将連合)のリーチに放銃して今度は裏ドラが4枚乗る不運の展開で、この半荘をラスで終えた。
3回戦に入ると、東2局の親で、小林の6面待ちリーチをホンイツでかわして12000点をアガると、同2本場で7700点を再び小林からアガり、47400点まで得点を重ねる。南3局に6400点をツモって59700点のトップを取ってトータルポイントで愛内を逆転した。
独歩と愛内の優勝争いとなった4回戦は、東1局で愛内の親を自らのアガリで蹴ると、東2局の親で7700をツモ、続く東3局で萩原から8000をアガって愛内を突き放して勝負を決めた。
最後まで自分のペースでリズム良く打ち続けた独歩は、「2回戦目のオーラス2局で裏ドラ7枚を放銃したときはヒヤっとしたが、3回戦目に入った時の流れは良かったので最後まで行けたかなと。」と、不運にも乱れないメンタルの強さを見せ、終わってみれば3人をマイナスにしての圧勝劇を演じてみせた。
順位 | 選手名 | 1回戦 | 2回戦 | 3回戦 | 4回戦 | Total |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 独歩 | 39.0 | ▲34.3 | 64.7 | 60.5 | 129.9 |
2 | 愛内よしえ | ▲9.2 | 42.2 | 13.4 | ▲50.3 | ▲3.9 |
3 | 小林剛 | ▲34.3 | 8.2 | ▲51.9 | 28.8 | ▲49.2 |
4 | 萩原聖人 | 4.5 | ▲16.1 | ▲26.2 | ▲39.0 | ▲76.8 |