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もっと上の舞台へ-実力派女流・愛内よしえが目指すもの

もっと上の舞台へ-実力派女流・愛内よしえが目指すもの

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女流プロ雀士に「自分以外で強い人」を尋ねると、名前が挙がることが多いのが愛内よしえだ。18歳でプロ入りしてからキャリアを積み重ね、現在では日本プロ麻雀協会の看板女流プロに。実力十分の愛内だが、自他ともに認める課題は「短期決戦でのトップどり」。それを克服した先には念願のビッグタイトルや、目標に掲げるMリーグの舞台が待っている。本記事では愛内の強さのほか、意外な一面にも光を当ててみたい。

目次

愛内よしえの基本情報・プロフィールデータ

名前 愛内 よしえ(あいうち よしえ) 
異名 風の鳴き娘
生年月日 1989年10月20日
出身地 東京都
血液型 O型
趣味・特技 写真、パチスロ、競輪
本人公式SNS Twitter
YouTube
所属団体 日本プロ麻雀協会
プロ入会年 2008年
主なタイトル 第12回野口賞女性棋士部門受賞

写真撮影・加工が特技の愛内プロだが、特技の域を超えて仕事にもなっている。というのも、愛内プロは麻雀プロの宣材写真の撮影から修正までを手掛けていて、これまで100人以上ものプロを撮影してきたという。プロ雀士が満面の笑みを浮かべた写真をネット上で見かけることも多いが、それらは愛内プロが撮影したものかもしれない。

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愛内 よしえ(日本プロ麻雀協会)

経歴

2008年:日本プロ麻雀協会第7期後期生としてデビュー

2013年:第12回野口賞女性棋士部門を受賞

2014年:第9期最高位戦Classicで2位

麻雀との出会い・きっかけ

愛内が麻雀と出会ったのは高校生のころ。当時、ネットゲームに夢中になっていた愛内は、麻雀と出会ったのもネットゲームだった。そこでルールを覚え、「型どおりに働くのは嫌だ」という思いから、高校卒業と同時に日本プロ麻雀協会のプロテストを受験することに。そうして誕生した18歳のプロ雀士だが、本人が「最初から勝てました」と振り返るように、入会の翌年には女流Aリーグ入り。新人王戦の決勝にも残るなど、現在の活躍にもつながるベースを築いていったのである。

愛内よしえプロの打ち方や雀風

愛内よしえ

出場する大会によって、ルールも勝ち上がり方式もまったく異なる。状況に即した高い適応能力が必要になるが、愛内の強みはテーマに沿って打てることだ。粘り強く打ってスルスルと勝ち上がれる長期戦を得意としていて、一発勝負よりはリーグ戦向き。本人も予選道中の戦いには自信があると語っている。「風の鳴き娘」というキャッチフレーズをつけられてはいるが、現在は鳴きを多用することはなく、バランス重視の打ち筋にシフトしている。

愛内よしえの対局時の様子

麻雀最強戦2018 女流プレミアトーナメント 女達の秘技&決勝 2018/5.19

©麻雀最強戦

愛内の一瞬の判断が光った。起家の愛内は、1本場で三色・ドラ1をアガって先制したが、渡辺洋香の猛攻によって一時は36,400点もの差をつけられた。しかし、南場で盛り返して再びトップ目に。オーラスはアガれば優勝とはいえ、ペンチャン待ちで即リーチ。諦めない渡辺に追いかけられてヒヤリとしたが、愛内がツモって決着をつけた。強引にも見えるリーチだったが、河の状況をしっかり読んでおり、ツモれなくても出やすい状況だった。

愛内よしえがファイナル進出/麻雀最強戦2018 女流プレミアトーナメント 女達の秘技&決勝

EX風林火山新メンバーオーディション

©ABEMA

160人以上が8つの椅子をめぐって争う狭き門。より多くのトップが必要となるため、自然と点棒の動きも大きくなる。ラス目で迎えた東4局、赤2枚含みのタンピン形に仕上がった愛内は追っかけリーチ。先制していた大島から出たロン牌は3枚目の赤で、一気に12,000点を加えた。

南2局では、リャンカンと3面チャンが残る形から、リャンカンを先に引き入れリーチ、そして一発ツモを決めた。動きたい場面でもぐっと耐え、少ないアガリでいつの間にか浮上する。愛内の持ち味が発揮された対局だった。

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麻雀ウォッチプリンセスリーグ2019 予選第1節1回戦 2019/5.24

愛内と石井あや。実力者による白熱したデッドヒートが繰り広げられた。東2局、石井が高目三色をツモって4,000・8,000とすると、東4局は愛内がタンヤオ・イーペーコー・赤2のヤミテンを仕留めて12,000。石井がリードを保って迎えたオーラス。親の愛内が早めに役牌を仕掛け、待ちの一方がドラのシャンポンでテンパイ。石井も自力決着を目指してリーチをかけるが、愛内がドラを引く勝負強さを見せて逆転トップ。愛内のメリハリの効いた攻めは迫力十分だった。

三添りん、愛内よしえが2トップの好スタート/ 麻雀ウォッチ プリンセスリーグ 2019 予選第1節Cブロック1卓

SNSでの評価・評判

Mリーグのドラフトで指名されるのではないかという声もあった愛内に対しては、やはり「麻雀がうまい」という内容のツイートが多い。

Mリーグで愛内がプレーする姿を見てみたいという声も根強い。

荒、萩原、内川、そして女流は愛内。コアな麻雀ファンからも実力を評価されて、応援されているようだ。

最近では、麻雀ではなく競輪ファンからの応援ツイートであふれていることも。

愛内よしえプロのニュース・こぼれ話

元ヤンキー説はきっぱりと否定

デビューして間もないころは、学生時代はヤンキーだったのではないかと言われることが多かったという愛内。茶髪姿や気だるそうな話し方から、そうした声が聞こえたが、本人はこれを明確に否定している。学生時代には友達がいなかったという愛内だが、「友達がいなくて単独行動するヤンキーなんているはずがない」とのことだった。

愛内、競輪の展開読みの実力は?

麻雀プロが競輪の予想を配信する、その名も「麻雀プロ競輪部」。鈴木たろう滝沢和典、水口美香に加えて「愛内部員」も、配信を担当している。競輪はまだまだ勉強中とのことだが、配信中はチャットで雑談しながらリラックスして予想を楽しんでいる様子。麻雀の山読みには定評のある愛内。どのラインが先手を取るか、展開読みの実力は果たして?

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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