この度5/3 5/4に麻雀スリアロchで放送される第4回RMU祭りの配信が、競技麻雀団体主催の大会としては初の自動配牌機能ありで行われることが多井隆晴プロより発表されました。
麻雀ウォッチ編集部が事前に情報を入手し、多井プロに直接お話を伺い判明しました。
配信で使用される卓は「アモスレックス2」になります。※5/2に変更になりました。
アモスレックス2は大洋技研株式会社が製造するAMOSシリーズの最新モデル。自動配牌ドラ出し機能はもちろん、新たに嶺上牌おろし機能が追加され、山の積まれ方も実戦向けに改良されています。(販売価格は各販売店にお問い合わせください。)
大洋技研株式会社HP
自動配牌機能とは、牌山があがってくる際に、自動的に対局者四名に13枚の配牌が配られ、親が最初の1枚をのツモ牌を引く所から一局を始めることが出来る機能で、一般的には利用されていますが、競技麻雀では利用されてこなかった機能になります。競技麻雀では親がサイコロを振り、取り出し場所を決めて取りだしをしていく手順が必要となり、毎局時間を要しますが、今回はその手順をなくそうという試みになります。アモスレックス2の最新機能、嶺上牌おろし機能も活用され、上記画像の状態で局が始まるため、スムーズに進行できます。
多井プロからは、「麻雀番組、特に競技麻雀は長い。長くて放送に向かない。その中でも配牌を取る時間は何も発生していないのに実況や解説は間を持たせる必要があるし視聴者も退屈になりがちです。しかし、伝統とか先人達の思いもあるため、他の団体はなかなか手が出しづらい。でも、ウチならできるだろうと。そこで理事会で提案してみたら反対意見がなかったので、今回やってみる事になりました。」とのコメントを頂きました。
今後、麻雀番組が変わっていくきっかけになるかもしれません!
(左)RMU代表の多井隆晴プロ(右)最高位戦日本プロ麻雀協会の金子正輝プロ
4/1に行われた最高位戦第41期就位祝賀パーティーにてお話を伺いました。