スリアロスペシャルウィークの2日目、『麻雀の鉄人 挑戦者じゃい』が4月4日に行われ、鉄人プロ代表の村上淳が優勝。挑戦者のじゃいは惜しくも2位となった。
芸能界随一の実力を持つことで知られているじゃいが選んだ鉄人は鈴木達也、村上淳、多井隆晴の三名。25000点持ち30000点返しの順位点35-5-▲5-▲15というルールで4回戦で争われた。
1回戦、2回戦は3月31日に開催された四神降臨2018王座決定戦でも優勝した村上が好調。大きなトップで2連勝を飾る。この時点で2位以下の3人に110ポイント以上の差をつけた。
3回戦も南2局まで村上がトップ目を走り、このまま一気に勝負を決めるかと思われたが、じゃいが逆襲。跳満をツモ上がり、その後村上が放銃。トップを逆転し終了するも、村上は2着をキープしてリードを保つ。
4回戦のじゃいの優勝条件は村上とのトップラス+59100点差、あるいはトップ3着+69100点差をつける必要がある厳しい状況だったが、じゃいはオーラスの親番にてあがりを重ね、村上とのトップ3着、かつ53800点差までこぎつけ、満貫ツモで並ぶまで差を詰めたものの、5本場で聴牌が入らず、ノーテンで流局。村上の優勝となった。
2位となったじゃいは、「最後はオーラスの親番で二人条件がないという有利な状況を頂いたためにここまで詰めることができたが、本来ならばここまで差を詰められなかったように思う。しかし、自分なりには意地を見せられたかなと思います。」と語った。
優勝した村上は、「二回戦目までは自分らしく打てて、かつとてもついていたので結果もついてきてくれましたが、三回戦目は少し並びを意識しすぎてしまい、やや堅くなった。そのまま4回戦もややひきずってしまいました。大きな差をここまで詰められたということで、じゃいさんの強さを感じました。また、今日はやや早く打つことを意識しましたが、多少見落としが出てしまいました。今後より精度を上げていかなくてはなと思います。四神降臨王者決定戦でも、優勝できるようにコンディションを整えて頑張ります。」と挑戦者のじゃいさんの健闘を称え、今後への抱負を述べた。