私設リーグとして行われていた著名人リーグ「藤田萩原リーグ」がついに「ALL STAR League」と名前を変えて開催。しかし新型コロナウイルスの影響で延期されていた決勝&5位~8位決定戦の対局が7月13日にAbemaTVで行われた。
※詳細は随時AbemaTV麻雀ch【公式】Twitter(@abema_mahjong)等で告知される。
7月13日出演者
【決勝戦】阿部亮平 じゃい 山本圭壱 藤田晋
【5位~8位】大村朋宏 波岡一喜 水崎綾女 百合沙
【MC】長澤茉里奈【実況】日吉辰哉【解説】萩原聖人
予選結果の5位~8位の百合沙さん、大村朋宏さん、水崎綾女さん、波岡一喜さんの4名で5位から8位決定戦が行われた。
5位~8位決定戦
1回戦目は序盤にアガリを重ねた水崎さんがリードする展開となったが、大村さんが東3局の親番で百合沙さんの先制リーチに対して終盤で追いかけリーチ、ドラを暗槓した上で河底での百合沙さんからのアガリで親の倍満24000を決めてトップに浮上。
しかし南1局に水崎さんが3000・6000のアガリで再びトップに浮上、1回戦をトップで飾った。
二回戦では水崎さんが先制する展開。東4局で百合沙さんが大村さんから8000をアガり水崎さんが更に有利な立場に。そして南1局で3000・6000をアガり大きくリード。
しかし南3局、大村さんが6000オールを決めて逆転に成功。
オーラスは水崎さんが再逆転に向けて連荘を重ねたが大村さんが逃げ切りトータル5位を確保した。
5位~8位決定戦結果
5位 大村朋宏 88.3
6位 水崎綾女 84.9
7位 波岡一喜 ▲83.5
8位 百合沙 ▲89.7
決勝戦
決勝戦は予選のポイント上位の4名、阿部亮平さん、じゃいさん、藤田晋さん、山本圭壱さんの4名で行われた。
1回戦は試合巧者のじゃいさんが東1局に5200の先制のアガリを決めて、その後も丁寧にリードを維持したままトップを確保した。
2回戦は東1局1本場の親番で4000オールをアガった藤田さんが一歩リード。
更に2本場でじゃいさんから12000のアガリを決めてリードを大きく広げた。そのリードを活かしきり、藤田さんはじゃいさんとのトップラスを決めてトータル首位に浮上した。
3回戦は接戦のまま南入、山本さん、阿部さん、じゃいさんのトップ争いとなった。オーラスはじゃいさんと山本さんの両者にあがればトップの聴牌が入ったがじゃいさんが競り勝ち再びトータルトップに躍り出た。
最終戦は東1局に藤田さんが2000・4000のアガリで逆転への口火を切る。
その後もリードを着々と広げた。
しかし東4局3本場に親のじゃいさん、山本さん、藤田さんの3軒リーチとなったがじゃいさんが2600オールのアガリを決めて点差を縮めた。
その後の4本場、藤田さんがホンイツの聴牌を入れていたが、じゃいさんがリーチ・一発・赤・裏の12000を山本さんからアガり、遂に逆転、トップ目に立った。
南1局は山本さん、藤田さんとの3軒聴牌をかいくぐって親の阿部さんがリーチ・一発・ツモ・タンヤオ・七対子・赤2・ドラ2の倍満。一気にこの半荘のトップ目に浮上。藤田さんはやや苦しい立場に追い込まれた。
その後の一本場、勝負をかけたじゃいさんの平和リーチに藤田さんがタンヤオ・平和・赤1の追いかけリーチ、最後の大勝負となった。この一局はじゃいさんが制して藤田さんは次局の最終局跳満条件となった。
最終局でもじゃいさんがアガリを決め、優勝に花を添えた。
優勝したじゃいさんはオールスターリーグにも出演していて、去年の秋に34歳の若さで急逝した俳優・滝口幸広さんに向けてのメッセージを涙ながらに口にした。「今回の大会は、絶対に約束すると友達と約束していて……タッキー(滝口さんの略称)、やったよ……!!」と天国の雀友に向けて吉報を届けた。
決勝戦結果
1位 じゃい +118.2
2位 藤田晋 +8.4
3位 阿部亮平 ▲39.8
4位 山本圭壱 ▲86.8