麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2018」は11月16日に、 EX風林火山 対 UNEXTパイレーツ 対 セガサミーフェニックス 対 KONAMI麻雀格闘俱楽部 の対戦が行われた。
第1試合は、風林火山から滝沢、パイレーツから朝倉、フェニックスから茅森、麻雀格闘俱楽部から高宮が出場。
滝沢と茅森がそれぞれ満貫をあがった後、東4局に茅森と朝倉の二軒リーチに。朝倉は3面張のリーチだったが茅森のあがり。リーチ・東・ドラ2・裏3の12000で大きくリードを広げた。
トップのままオーラスを迎えるも、2局連続で親の高宮に放銃となり、やや滝沢との差は詰まったが、最終局は朝倉のアガリとなり、茅森の逃げ切りとなった。
4勝目を挙げた茅森は「今回はずっと手が良かったですね。最後の高宮さんの親番がなかなか落とせなかったのが苦労しましたね。何とかトップが取れて良かったです」と語った。
1位 茅森(フェニックス) +58.7
2位 滝沢(風林火山) +10.7
3位 高宮(麻雀格闘俱楽部) ▲23.2
4位 朝倉(Pirates) ▲46.2
第2試合は、風林火山から勝又、Piratesから小林、フェニックスから魚谷、麻雀格闘俱楽部から高宮が出場。未だ勝利のない勝又の初勝利なるか?と注目されていた。
序盤は小林がリードする展開で、東3、東4と連続で満貫をアガった。東4局は勝又の放銃となり、その時点でトップ目の小林は41000点、勝又は11100点持ちのラス目で親番を迎えた。
しかし南1局1本場の親番で、苦しい手牌を仕上げリーチ・ツモ・七対子の3200オールをアガると、親番での5局連続のツモアガリで一気にトップを決定づけた。
2位争いも熾烈となり、南1局6本場の高宮と魚谷の二軒リーチに対して小林は四暗刻聴牌からオリを選択。
止めたは魚谷の当たり牌。ここでの冷静な判断等が活き、最終的に小林は2着に食い込んだ。
初勝利を挙げた勝又は「初勝利とてもうれしいです。ラスでもいいので思い切って攻めていいと後押しされてきました。(これでポイントがプラスになったことに対して)3人共にポイントがプラスであれば、チームがどんどん順位を上げていけるので、この調子で頑張りたいです。まだまだ油断できるポイントではないので、このリードを活かして更に攻めていきたいなと思います。」と語った。
1位 勝又(風林火山)+77.9
2位 小林(Pirates)▲5.3
3位 魚谷(フェニックス)▲26.0
4位 高宮(麻雀格闘俱楽部) ▲46.6
次回11月19日(月)はEX風林火山、赤坂ドリブンズ、UNEXTパイレーツ、KONAMI麻雀格闘倶楽部が対戦。
順位 | チーム名 | TOTAL | 試合数 |
---|---|---|---|
1 | 風林火山 | 257.2 | 30/80 |
2 | ABEMAS | 114.1 | 32/80 |
3 | ドリブンズ | 58.7 | 32/80 |
4 | Pirates | 51.5 | 34/80 |
5 | フェニックス | ▲41.2 | 32/80 |
6 | 雷電 | ▲197.1 | 30/80 |
7 | 麻雀格闘倶楽部 | ▲243.2 | 34/80 |
風林火山が大きくプラスした
順位 | 選手名 | TOTAL | 試合数 |
---|---|---|---|
1 | 多井(ABEMAS) | 194.2 | 9 |
2 | 亜樹(風林火山) | 148.8 | 12 |
3 | 園田(ドリブンズ) | 147.3 | 10 |
4 | 滝沢(風林火山) | 103.1 | 9 |
5 | 瀬戸熊(雷電) | 86.2 | 11 |
6 | 茅森(フェニックス) | 79.1 | 11 |
7 | 小林(Pirates) | 73.4 | 13 |
8 | 松本(ABEMAS) | 55.4 | 10 |
9 | 朝倉(Pirates) | 41.8 | 9 |
10 | 近藤(フェニックス) | 30.6 | 10 |
11 | 勝又(風林火山) | 5.3 | 9 |
12 | 村上(ドリブンズ) | ▲9.6 | 11 |
13 | 寿人(麻雀格闘倶楽部) | ▲29.5 | 13 |
14 | 黒沢(雷電) | ▲31.7 | 7 |
15 | 石橋(Pirates) | ▲63.7 | 10 |
16 | 前原(麻雀格闘倶楽部) | ▲66.9 | 12 |
17 | たろう(ドリブンズ) | ▲79.0 | 11 |
18 | 白鳥(ABEMAS) | ▲135.5 | 13 |
19 | 高宮(麻雀格闘倶楽部) | ▲146.8 | 9 |
20 | 魚谷(フェニックス) | ▲150.9 | 11 |
21 | 萩原(雷電) | ▲251.6 | 12 |
茅森が6位に浮上した。