麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン39日目の対局が12月10日(木)に開催された。
第1試合
第1試合は村上、茅森、内川、藤崎の対戦。
東1局は村上が高め三色のリーチ、安めながらも2000・4000のアガリを決める。
東2局は藤崎が平和のみダマテンからドラ引きで振り替わりリーチ。茅森から3900のアガリを決める。
東3局は内川が聴牌取らずからの両面待ちになってリーチ。2600オールのアガリを決めた。
その後は細かいアガリや流局が続いたが、南2局に状況が一変。茅森、藤崎の2軒リーチに追いかけた内川が一気通貫確定の平和リーチを一発でツモって3000・6000で一歩抜け出すトップ目となった。
そして南3局には怒涛の連荘。藤崎からの18000、700オール、6000オールと怒涛のラッシュで持ち点は一気に8万点をこえた。
オーラスは藤崎が3着に浮上するアガリ。内川は8万点は割りこんだものの76700点持ちのトップで今シーズン最高スコアを更新した。
第1試合結果
1位 内川(サクラナイツ)+96.7
2位 村上(ドリブンズ)▲0.2
3位 藤崎(麻雀格闘倶楽部)▲37.5
4位 茅森(フェニックス)▲59.0
第2試合
第2試合は園田、魚谷、内川、前原が出場。最高スコアを更新した内川が連続出場。その他3チームはメンバーチェンジとなった。
東1局、前原が三色崩れとなったもののペンチャンを躊躇なくリーチ。1000・2000のアガリを決める。
東2局1本場には前原がどちらも筋がかっている待ちのシャンポンリーチ。園田からアガって裏3の12000となりリードを広げる。
東3局の親番にも2局連続で2000オールをアガって大きくリードを広げた。
東3局3本場では魚谷がドラシャンポンに取らずにドラ切りの嵌リーチ。山に4枚いる待ちを選択したが結果は仕掛けた内川が300・500のアガリでかわしきった。
東4局には魚谷が内川から8000のアガリを決めて2着争いで優位に立って南入。
南1局では内川の先制リーチに魚谷の仕掛けを受けながらも園田が果敢にシャンポン待ちリーチ。ツモって裏1の2000・4000で3着目に浮上した。
南3局には内川がペンチャン待ちリーチを一発でツモって2着争いに舞い戻った。
南4局は園田がフリテンリーチをツモって連荘したが、その後の一本場もしぶとく連荘したが、2本場で内川が2着に浮上するアガリで決着。前原が個人3勝目を飾った。
第2試合結果
1位 前原(麻雀格闘倶楽部)+65.1
2位 内川(サクラナイツ)+3.1
3位 魚谷(フェニックス)▲22.1
4位 園田(ドリブンズ)▲46.1
12月10日トータル結果
サクラナイツ+99.8
麻雀格闘倶楽部+27.6
ドリブンズ▲46.3
フェニックス▲81.1
内川がトップ2着の活躍で大きくスコアを伸ばし、下位争いから一歩抜け出す結果となった。フェニックスは苦しい戦いが続いており、年内に少しでも巻き返していきたい所。