麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン52日目の対局が1月7日(木)に開催された。


第1試合
第1試合は沢崎、朝倉、松本、和久津の対戦。

東1局1本場に松本がダマテンで8000のアガリで一歩リードを得る。

東3局には朝倉が和久津から5200のアガリを決めるが、東4局には沢崎の仕掛けに朝倉が捕まり8000。松本は被害を受けないまま南入となる。


南1局には沢崎のリーチに親の和久津が一発で捕まり12000。トップ争いは沢崎、松本の争いに。

沢崎に一度はかわされた松本だが、南3局2本場に松本が和久津の先制リーチにしっかり押し返して18000のアガリを決めて再逆転。

その後の3本場では朝倉が沢崎から8000のアガリでそれぞれの点差が大きくなってオーラスへ。

南4局は和久津が一矢報いる3000・6000のアガリを決めるも着順はそのままで決着。松本が大きなトップを決めてチーム、個人共に首位に浮上した。



第1試合結果
1位 松本(ABEMAS)+75.0
2位 沢崎(サクラナイツ)+11.9
3位 朝倉(Pirates)▲26.7
4位 和久津(フェニックス)▲60.2

第2試合
第2試合は沢崎、石橋、松本、茅森が出場。

東1局は石橋のリーチを受けながらも仕掛けた茅森が1000・2000をアガリきる。

東2局には親の石橋がダブドラの切りペン
リーチ。仕掛けた松本から7700のアガリを決める。

東4局には茅森が松本から5200のアガリ。松本はやや厳しい持ち点で南入となった。

南1局は松本が3面張リーチで親の沢崎から8000のアガリを決めて点差を縮める。

南2局には茅森が脅威的なツモで手牌がみるみる成長、高め二盃口のドラ3聴牌にたどり着きダマテン。親の石橋が高めを掴んでタンヤオ・平和・二盃口・ドラ3の16000のアガリを決めた。石橋は2着目からあまりにも厳しい4着落ちとなった。また、Mリーグではこれまで二盃口のアガリはなく、茅森は搶槓に続きMリーグでのレア役を決めることとなった。

南3局では茅森の3面張リーチを受けるも石橋がラス牌をツモって500・1000。3着目に浮上となった。しかし2着から4着は1100点差。激しい競り合いでオーラスを迎えた。

しかしここから松本が猛連荘。2600オール、12000、2900とアガリをモノにして茅森をかわしてトップ目まで浮上した。



しかし南4局5本場、茅森が松本とのめくりあいを制して500・1000のアガリで再逆転。なんとか苦しいチームにトップを持ち帰った。


第2試合結果
1位 茅森(フェニックス)+68.4
2位 松本(ABEMAS)+25.7
3位 沢崎(サクラナイツ)▲27.5
4位 石橋(Pirates)▲66.6

1月7日トータル結果
ABEMAS(松本1着・松本2着)+100.7
フェニックス(和久津4着・茅森1着)+8.2
サクラナイツ(沢崎2着・沢崎3着)▲15.6
Pirates(朝倉3着・石橋4着)▲93.3
ABEMASが約100ポイントを加算して首位に浮上。Piratesは苦しみ7位後退となった。個人成績では松本が首位、茅森が4位に浮上した。

