麻雀プロリーグ「朝日新聞Mリーグ2020」のセミファイナルシリーズ8日目の対局が4月23日(金)に開催された。
第1試合結果はこちら!
第2試合
第2試合は園田、多井、滝沢、寿人が出場。
東1局は親の寿人が仕掛けて滝沢から3900のアガリ。
その後の1本場では滝沢が多井から5200のアガリを決めた。
東2局は滝沢と多井の2軒リーチ。滝沢が2000点のアガリで連荘。
東3局にはここまで失点が続いた多井が寿人から12000のアガリを決めて一気にトップ目に浮上。
その後の1本場でも多井が滝沢から7700のアガリでリードを広げた。
東4局3本場でも多井が寿人のリーチをかいくぐって2000・4000のアガリで大きくリードを広げて南入。
南1局は親の寿人がホンイツ・七対子のリーチで滝沢とのめくりあいになるも滝沢が寿人から8000のアガリで寿人は苦しい立場となった。
南2局1本場では3軒聴牌を制して多井が滝沢から2000点のアガリ。かなり優位な立場で南3局を迎えた。
南3局では園田と寿人がどちらも満貫の仕掛け。寿人が2000・4000で箱下から地上に浮上。3着浮上の可能性を残してオーラスを迎えた。
南4局では寿人が着順浮上条件を満たす赤赤のツモれば三暗刻の3巡目先制リーチ。園田は聴牌まで遠い手牌だったがドラの頼りの仕掛けで前進。自力で暗刻にすることに成功して寿人から12000のアガリを決めた。
その後の1本場ではほぼ条件のない寿人がリーチ。倍満までなら放銃してもトップな状況の多井が一発目から抜き打ち寿人に差し込んで決着。園田は5800聴牌を入れていただけに多井の隙の無い立ち回りが功を奏した形となった。
第2試合結果
1位 多井(ABEMAS)+62.2
2位 滝沢(風林火山)+10.6
3位 園田(ドリブンズ)▲12.1
4位 寿人(麻雀格闘俱楽部)▲60.7
4月23日トータル結果
風林火山(亜樹2着・滝沢2着)+29.6
ABEMAS(白鳥4着・多井1着)+3.0
麻雀格闘俱楽部(高宮1着・寿人4着)+2.7
ドリブンズ(たろう3着・園田3着)▲35.3
トップはなかったものの風林火山が2着2着で粘りこんでプラスを確保。来週以降に4位以内への浮上に臨む。ABEMASはセミファイナル初勝利を挙げ、ファイナル進出に向けて大きな一歩を踏み出した。