10月4日に開幕となったMリーグ2021シーズン、第1週の月、火、木、金の試合を各チーム4試合、計8試合を終えた。
当記事では1週目に起きた出来事、トピックスを振り返る。
視聴者数が大幅増加傾向!開幕日は150万視聴!4日間共に100万視聴突破!
▼10月4日のABEMA視聴数ランキング
【Mリーグ2021】Mリーグ開幕戦150万視聴突破!
2018シーズンの開幕戦は55万視聴、2019のシーズンは82万視聴、2020シーズンは100万視聴と視聴数は年々増加し、初年度から視聴数は約3倍になっていることから、注目が増している。
また、開幕日以降に関しては、昨シーズンは70万視聴前後の推移だったが、今シーズンは10月5,7,8日いずれも100万視聴を越え、去年の数字を大きく上回っている(去年比約140%)。注目度がますます上がっていると言えるだろう。
新規選手のデビュー戦の結果は!?松ヶ瀬がまさかの3連続出場!
フェニックスの東城は1週目では出場機会がなかったが、雷電の本田、麻雀格闘俱楽部の伊達、風林火山の松ヶ瀬、瑠美はMリーグデビューを果たした。
【10/8 Mリーグ2021 1戦目結果】開幕から3連闘の松ヶ瀬が初トップ!
松ヶ瀬は開幕戦で先発出場として起用。開幕戦2着の後に引き続き連闘となり、今度は踏み込んだ結果が裏目となり4着という結果に。
金曜日の初戦ではまたも先発起用され、今度はトップを獲得。3戦出場で+18.3の個人8位となっている。今後も松ヶ瀬は出場回数を重ねていくのか注目が集まる。
【10/7 Mリーグ2021 1戦目結果】初出場の本田がトップで雷電3連勝!!
本田は木曜7日の第1試合で初出場。チームは火曜日に連勝を決めており、勢いに乗っての3戦目でのデビュー戦となった。
親番で6000オールを決めるなどしっかり大物手をアガりつつ、的確なかわしを決めるなどバランス良い打ち筋でトップを獲得。今後の活躍にも期待がかかる。
金曜8日の第2試合では瑠美、伊達がMリーグデビュー戦となった。
沢崎が大きなツモアガリを連発してリードを広げる展開となったが、伊達も果敢なリーチ、鋭い仕掛けでアガリを決めて、オーラスでは朝倉に対しての的確な絞りによりアガリを食い止めての自身も聴牌を取り切り2着維持。冷静な戦いぶりは視聴者を驚かせた。
瑠美は伊達への放銃が続き、攻撃面でも選択に迷いが感じられる場面もあり苦しい4着となった。まだまだ逆襲の機会はあるため奮起が期待される。
寿人 VS 松本 VS 東城 VS 本田 遂に東城が初出場!同じく新規参入選手の本田も連勝を狙って突き進む!PPVでマルチアングル視点も放送!【Mリーグ2021 10/11 第1試合メンバー】
フェニックスの東城は本日11日の第1試合がデビュー戦。こちらも注目の1戦となる。
編集部が選ぶ今週のWMEG(Weekly Most Exciting Game):10月7日第2試合 魚谷vs園田vs多井vs瀬戸熊
当記事では今後編集部が選ぶWMEG(Weekly Most Exciting Game)コーナーを実施していく。今回は木曜日の第2試合と決定。
【10/7 Mリーグ2021 2戦目結果】苦しいスタートとなっていたフェニックス・魚谷がトップを勝ち取る!
各チームを引っ張る存在の魚谷、園田、多井、瀬戸熊という対戦メンバーもさることながら、1局1局に目を見張る場面が数多くあった。注目局を2局挙げる。
東2局1本場
多井のリーチを受けた後に、園田は3副露して手牌が4枚の状態になりながらも、闇雲なプッシュはせず受けながら手を進めた。
そして最後にたどり着いた聴牌ではしっかりプッシュ。その直後に多井から3900のアガリを決めて多井は思わず顔をしかめた。
この綱渡り、誰がたどり着ける!?と大きく話題となる1局だった。
南2局
魚谷にが対子でが一枚の小四喜チャンスの手牌が訪れたが、特に鳴ける牌が出ぬまま七対子ドラドラの聴牌。そこに親の多井が高め三色のリーチに辿り着いた。
これをアガった方が大きくトップに近づく1局だったがここを魚谷が制して2000・4000。それぞれを応援する視聴者もとても熱がこもる1局となった。
この試合の模様は園田が自身のYoutubeで検討配信を行っている。
綱渡りの3900を決めた1局についても細かく検討をしているので気になる方は是非アーカイブを視聴することをお勧めする。
10月8日日(1週目)終了時点の得点表(チーム・個人)
トータルスコアでは雷電が一歩抜け出す展開となった。フェニックス、麻雀格闘倶楽部はポイント上はやや厳しいポイントに見えるが、フェニックスは木曜2戦目のトップが大きい事、魚谷の初戦のオーラスでの黒沢とのめくりあいに敗れての3着はほぼトップの内容と言って差し支えないだろう。
麻雀格闘倶楽部も寿人、高宮が4着となったが寿人はほぼ出番がない状況ながらも的確な守備を披露し、高宮は試合最多4回のリーチに出るも裏目の結果と出てしまった。自ら崩れての結果というわけではないため全く気にすることはないだろう。
第1週終了時点の個人結果はこちら。複数試合出場となったのは松ヶ瀬、園田、魚谷のみ。丸山、東城の初陣にも注目だが、風林火山の亜樹、勝又が未だ未出場という采配のプランにも注目が集まる。今後のオーダーはどのように選出していくのか。今後の藤沢監督の選択が気になってくる所だ。