麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」24日目が11月11日（金）に開催された。

第1試合結果記事

第2試合出場選手

東：本田朋広

南：小林剛

西：松ヶ瀬隆弥

北：滝沢和典

第2試合

東1局、親番の本田が先制リーチ。

滝沢がイーシャンテンからをカンする攻撃的な選択を見せる。

リンシャンからを引き入れ、追いかけリーチを宣言。

滝沢はさらにをカン。しかしこの局を制したのは本田。

山に1枚残りだったをツモ、裏を2枚乗せ6000オールのアガリを決めた。

続く東1局1本場は本田がのポンから仕掛け、待ちのテンパイ。

小林にテンパイが入り、リーチ宣言牌としてが打ち出される。

本田5800のアガリで5万点を超える。

東1局2本場は松ヶ瀬が七対子のリーチを打つも、1人テンパイで流局。

東2局3本場、松ヶ瀬が嵌待ちの先制リーチ。

滝沢がピンフ・ドラ2の手で追いつき、リーチをかける。

残り枚数1対1のめくり合いは松ヶ瀬に軍配が上がる。

最後のをツモ、2000・4000のアガリとなった。

東3局は滝沢がタンヤオで仕掛け満貫のテンパイを入れるも流局。

小林と本田が形式テンパイを入れ、松ヶ瀬も最終手番でテンパイしたため、全員が手牌を開けた。

続く東3局1本場、親番の松ヶ瀬が先制リーチ。

シャンポンに受けるとフリテンになるため、嵌待ちに取る。

トップ目の本田にも役ありのテンパイが入る。

松ヶ瀬が山に3枚残っていたをツモ。1000オールのアガリで連荘に成功する。

東3局2本場も先制リーチは松ヶ瀬。

腕を大きく振り下ろし、を一発ツモ。

4000オールのアガリで本田をかわしトップ目に立った。

東3局3本場は本田が第1ツモでテンパイ。ダブルリーチが放たれる。

そこに追いついたのは松ヶ瀬。は場に2枚切れていたが、迷わずリーチを宣言。

この局は本田が制す。をツモ、2000・4000のアガリでトップ目に返り咲く。

東4局、親番の滝沢が2巡目にドラ2の手で先制リーチ。

タンヤオになるをツモ、さらに裏を1枚乗せて6000オールのアガリが決まった。

小林は5800の放銃1回にも関わらず持ち点が箱下になった。

東4局1本場は滝沢がまたも跳満のテンパイを入れたが、1人テンパイで流局。

東4局2本場、本田が再びダブリーチャンス。しかし先制リーチは小林の待ち。

ほどなくしてをツモ。1300・2600のアガリで持ち点を回復させた。

南1局は親番の本田がとをポンしてピンズのホンイツへ向かう。

を重ねてテンパイ、2着目の松ヶ瀬を突き放しにかかる。

滝沢が七対子でテンパイ。を勝負し、中スジになっている単騎で勝負に出る。

滝沢がを掴んで本田のアガリ。7700の加点に成功した。

南1局1本場は松ヶ瀬の1人テンパイで流局。

南2局2本場は小林がリーチをかけてツモ。1000オールの加点で親番続行。

続く南2局3本場、小林がをポンしてドラ雀頭のテンパイ。

松ヶ瀬から打たれたを大明カンすると、新ドラがになる。

松ヶ瀬は役無しのテンパイを入れていたが、を引き入れ待ちの5面張でリーチ。

小林の18000対松ヶ瀬の5面張は、小林が一発でを掴み決着。

松ヶ瀬8000のアガリで本田に迫る。

南3局、滝沢がピンフ・ドラ2の先制リーチ。

ソウズのホンイツで仕掛けていた親番の松ヶ瀬がを勝負して放銃。

滝沢8000のアガリでオーラスへ。

オーラスは本田が49400点持ち、松ヶ瀬が35700、滝沢が21400、小林が-6500という並び。

先制テンパイはドラ4の手になった本田。

フリテンから待ちに変わると、一度はダマに受けたものの次巡にツモ切りリーチとした。

松ヶ瀬と小林もそれぞれテンパイを入れる。

滝沢が形式テンパイを取ったところでを放銃。

本田8000のアガリで逃げ切った。

第1試合では悔しい4着になってしまった本田。

チーム、そしてユニバースの期待に応える見事なトップを掴み取った。

第2試合結果
1位 本田(雷電)+77.4
2位 松ヶ瀬(風林火山)+15.7
3位 滝沢(麻雀格闘倶楽部)▲26.6
4位 小林(Pirates)▲66.5

11月11日トータル結果

Pirates（瑞原1着・小林4着）+27.3
風林火山（瑠美3着・松ヶ瀬2着）▲4.3
雷電（本田4着・本田1着）▲6.4
麻雀格闘倶楽部（伊達2着・滝沢3着）▲16.6

各チーム逆の着順となり本日の結果としては平たい結果となった。瑞原が素点の大きなトップを獲得したことでPiratesはやや加点に成功。小林は苦しい展開となったが各場面の判断には安定感があり、これからの逆襲は期待できるだろう。

雷電は本田の連闘で2戦目でトップ獲得。サクラナイツの渋川も苦しい4着からの連闘でトップを獲得したことで今後1戦目で4着となった選手の連闘が戦略的に流行することもあるかもしれない。

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