麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」35日目が12月1日(木)に開催された。


第1試合結果記事
第2試合出場選手

東:岡田紗佳
南:二階堂瑠美
西:多井隆晴
北:鈴木優
第2試合
東1局、親番の岡田が絶好のを引き入れ先制リーチ。

多井にも高目三色のテンパイが入り、追いかけリーチ。

仕掛けていれた優もテンパイ。いきなり3者がぶつかる。

結果は多井が安めを一発ツモ。
1000・2000の加点で立ち上がりとなった。

東2局、多井が七対子でテンパイ。
を切っているため
は狙い目かと思われたが、ここは慎重にダマを選択。

そこに優から待ちのリーチが入る。
なら三暗刻がついて跳満になる大物手。

これを受けて多井はを対子で落とし一度撤退。
しかしその後ドラのが重なり、今度は
を勝負として優の当たり牌でもある
単騎で復活する。

結果はなんと多井がをツモ。
麻雀星人ならではの完璧な手順で2000・4000のアガリを決めた。

東3局は優がをポンして僅か4巡でテンパイ。
瑠美から2000のアガリで局を進める。

東4局は優が満貫のダマテンを入れる。

終盤に多井も赤2のテンパイ。が場に4枚切れており、ダマに受ける。

優が切ったを岡田が長考の末チー。
聴牌打牌のが捕まり多井の5200のアガリとなった。


多井がリードを保ったまま南入。
南1局、瑠美が一手替わり三色の変化があるピンフ・ドラ1のテンパイをダマにとる。

苦しい配牌からを仕掛けた親番の岡田も追いつく。
12000確定かつが狙い目とみて、シャンポンに受ける打
。

これが瑠美への放銃となる。瑠美2000のアガリ。

南2局は多井が瑠美から2000をアガり親を落とす。


南3局は親番の多井がダメ押しの先制リーチ。

3段目に差し掛かったところでをツモ。
4000オールのアガリで5万点を超え、トップを盤石のものにした。

続く南3局1本場、優がピンフの先制リーチ。

多井はで追いつくが、優の現物のためダマにとる。

結果は優がをツモ。700・1300のアガリでオーラスへ。

オーラス、多井が56800点持ち、親番の優が22000、瑠美が13200、岡田が8000という並び。
先制テンパイは多井。優の現物である待ちで一盃口のヤミテンを入れる。

直後に優がピンフでリーチ。

これを受けて岡田がの対子を選び多井に放銃。
多井2600のアガリで決着を付けた。


11月17日以来、久々の登板となった多井が嬉しいトップ。
ABEMASは3度目の500ポイント超えを果たした。

第2試合結果
1位 多井(ABEMAS)+80.4
2位 優(Pirates)+1.0
3位 瑠美(風林火山)▲26.8
4位 岡田(サクラナイツ)▲54.6


12月1日トータル結果
ABEMAS(松本2着・多井1着)+88.0
Pirates(瑞原1着・優2着)+51.4
風林火山(亜樹3着・瑠美3着)▲44.9
サクラナイツ(内川4着・岡田4着)▲94.5
ABEMASが大きな加点に成功、風林火山との差を大きく広げて万全の態勢だ。Piratesは難しい局面を乗り切り6位に浮上。苦しい結果となったのはサクラナイツ。攻めるべき手を攻めたが結果に結びつかず苦しい連続4着で7位に後退となった。



第2試合各局詳細
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