麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」76日目が2月17日(金)に開催された。


第1試合結果記事
第2試合出場選手

東:鈴木優
南:松本吉弘
西:東城りお
北:堀慎吾
第2試合
東1局、東1局1本場と激しい捲り合いになるも2局続けて流局。
続く東1局2本場、堀が七対子待ちでテンパイ。
を引いて暗刻にすると、
を切って面子手のイーシャンテンへ戻す。

しかし堀がテンパイするよりも早く、松本がの後付けで東城から1000のアガリ。


東2局は優と松本が仕掛けてそれぞれテンパイ。
そこに東城がリーチをぶつける。
この時点で優のは山1、松本の
は山1、東城の
は山2。
結果は東城のツモ。
さらに裏が1枚乗り、2000・4000のアガリを決めた。



東3局は東城の親番。
待ちの先制リーチを打つと、終盤に
をツモって4000オール。
堀も現物待ちのテンパイを入れていたが、2局連続で東城が制した。


続く東3局1本場、東3局2本場も東城が物にする。
4回のアガリで持ち点は50,000に迫る。


東3局3本場、松本がホンイツに舵を切って2000・4000のアガリ。
原点を超え、2着目に浮上した。

東4局は親番の堀がポンから3つ仕掛けるが、ドラの
を絞ってテンパイに取らない。
その間にマンズのホンイツへと向かった優がテンパイ。のシャンポン待ちに。
堀は4つ目の仕掛けを入れの裸単騎に取るが、
を掴んで優に放銃。
8000のアガリで優が松本の背後まで迫り南入となる。



南入時点の持ち点は、東城が45,400、松本が26,400、優が25,600、堀が2,600という並び。
流局を挟んで南1局1本場。
優の先制リーチに松本が追いかけ、東城も仕掛けて前に出る展開。
松本がをツモ、1000・2000のアガリで局を進めた。



南2局、堀と優が仕掛けて満貫テンパイを入れるも、東城が松本からピンフをアガって1000の加点。


流局を挟んで南3局1本場、松本がをポンして役・ホンイツ・トイトイ・ドラ3の倍満テンパイ。
これをかわしたい東城と優が読みを入れながら押していく。
押しが実り、優が2枚切れの嵌を松本から仕留めてオーラスへ。


オーラス、持ち点は東城が48,300、松本が27,400、優が23,800、親番の堀が500という並び。
堀が僅か3巡でリーチを放つと、終盤にツモって起死回生の4000オール。
まずは連荘に成功する。

オーラス1本場は堀と優の2人テンパイで流局。

続くオーラス2本場、松本と600点差になった優がをポンして
待ちのテンパイ。
ほどなくしてをツモ、500・1000のアガリで2着目に浮上して終局となった。

東城はMリーグ記録に並ぶ個人4連勝。今季は19戦登板して8勝目となった。
堀のラスによってサクラナイツとフェニックスの差は69.3まで縮まり、ボーダー争いは熾烈さを増した。

第2試合結果
1位 東城(フェニックス)+62.1
2位 優(Pirates)+4.9
3位 松本(ABEMAS)▲18.8
4位 堀(サクラナイツ)▲48.2


2月17日トータル結果
Pirates(瑞原1着・優2着)+75.1
フェニックス(近藤4着・東城1着)+9.6
ABEMAS(白鳥3着・松本3着)▲40.3
サクラナイツ(渋川2着・堀4着)▲44.4
しばらく足踏みが続いていたPiratesが久々の快勝でポイントを加算。再び3桁+に戻した。フェニックスは近藤が苦しんだが東城が値千金の勝利でサクラナイツとの差を更に縮めた。来週中にはもしかしたらボーダーラインの入れ替わりがあるかもしれない。



第2試合各局詳細
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