麻雀プロリーグ「朝日新聞Mリーグ 2022-23 セミファイナルシリーズ 」12日目が4月28日（金）に開催された。

第1試合結果記事

第2試合出場選手

東：松ヶ瀬隆弥

南：渋川難波

西：黒沢咲

北：小林剛

第2試合

東1局、親の松ヶ瀬が待ちの先制リーチ。

自風をポンしていた小林が待ちで追いつくと、もプッシュして強気に勝負を仕掛けていく。

そこに渋川も追いつくが、宣言牌として打ち出したで松ヶ瀬に放銃。

松ヶ瀬が5800を加点してスタート。

東1局1本場は渋川、小林、黒沢の3軒リーチ。

渋川のは山に1枚、小林のは1枚、黒沢のは2枚という状況で、結果は渋川ツモ。

1000・2000のアガリで前局の失点を取り返した。

東2局、東2局1本場と2局続けて渋川の1人テンパイで流局。

続く東2局2本場、黒沢が待ちのリーチを掛けると、3段目に差し掛かったところでツモ。

1300・2600のアガリを決めた。

東3局、小林に中張牌が押し寄せ、難しい選択を強いられる。

小林はシャンテン戻しの打を選択。

を2枚引いたことで、待ちリーチにたどり着く。

するとを一発ツモ。会心の3000・6000を決め、小林がトップ目に浮上した。

東4局は黒沢、親の小林、渋川の3軒リーチ。

小林がを掴んで黒沢のに放銃。

3900のアガリで平たい点数状況になって南入となる。

南1局も松ヶ瀬以外の3軒リーチ。

小林のピンフ・ドラ1リーチに黒沢が七対子で追いかけ、直後にヤミテンを入れていた渋川がツモ切りリーチを敢行する。

小林がを掴み、渋川の大物手が炸裂。

12000のアガリを決め、トップに浮上した。一方小林は2局連続の放銃で苦しいラス転落。

【4/28 2G 南1】

サクラナイツ #渋川難波 が
跳満のアガリ‼️

視聴は? @ABEMA で視聴中 https://t.co/IbPhL3XKef #Mリーグ pic.twitter.com/TKmM3w4tjG

— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) April 28, 2023

南2局は松ヶ瀬の1人テンパイで流局し、南3局1本場。

嵌をチーしてタンヤオのテンパイを取った渋川が海底でを手繰り寄せる。

積極的に前に出たことで、500・1000のアガリをものにした。

オーラス、持ち点は渋川が38,000、黒沢が25,500、松ヶ瀬が24,600、親の小林が11,900という並び。

チーム状況を鑑みた黒沢の徹底した絞りによって小林にテンパイが入らず、流局でゲームセット。

松ヶ瀬は形式テンパイを入れていたことで黒沢を捲り、2着に浮上を果たした。

最後は渋川が逃げ切ってトップを獲得。

5戦連続の4着で窮地に立たされていたサクラナイツ。反撃の狼煙となる勝利をもたらした。

第2試合結果
1位 渋川(サクラナイツ)+59.5
2位 松ヶ瀬(風林火山)+6.1
3位 黒沢(雷電)▲16.0
4位 小林(Pirates)▲49.6

4月28日トータル結果

雷電(萩原1着・黒沢3着)+45.3
サクラナイツ(岡田3着・渋川1着)+41.9
風林火山(亜樹2着・松ヶ瀬2着)+10.0
Pirates(瑞原4着・小林4着)▲97.2

Piratesが悪夢の4着4着となり大きく後退、ファイナル進出ボーダーまで大きく突き放された。雷電、風林火山が一歩上に抜けたことも痛く、現実的にはABEMAS、麻雀格闘倶楽部をターゲットとすることになるだろう。

週明けの月、火がPiratesの残りの4戦。最終日戦うことができない以上、この4戦で100ポイント近い加点を狙いたい所だろう。

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第2試合各局詳細

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