麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2023-25」6日目が9月26日(火)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
東:渡辺太
南:松本吉弘
西:佐々木寿人
北:菅原千瑛
第2試合
東1局は親の太が先制リーチ。各者受けに回り流局となった。
東1局1本場、寿人が3巡目のドラ1リーチ。ツモって裏1の2000・4000でリードを得た。
東2局は親の松本が高め純チャン一盃口、安めリーチのみのリーチ。菅原がタンヤオ一盃口赤1の聴牌で追いつくがここは松本がラス牌のツモアガリ。安めだったが裏1の2000オールをアガっての連荘となった。
東2局1本場はホンイツの菅原に対し、松本、太が受けながらも聴牌を組み、太が500・1000のツモあがりとなった。
続く東3局、松本、菅原のリーチに対して追いついた寿人が3軒リーチに挑んだが、宣言牌が菅原に捕まる。菅原の8000のアガリとなりここで菅原がトップ目に浮上した。
続く東4局、まさに一瞬の出来事だった。寿人がマンズが高い河で宣言牌までマンズが出ずに、宣言牌のリーチ。
一発でをツモって開かれたその手はリーチ・一発・ツモ・ホンイツ・北・ドラ1、そして裏3の11翻。一瞬の逡巡も無く寿人から「6000・12000」の申告。同卓者は一瞬 間を置き翻数を確認し、申告された点数を支払った。SNS上ではリーチ判断もさることながら申告の速さに驚きの声が多数寄せられた。
#Mリーグ 2023-24シーズン
— Mリーグ/プロ麻雀リーグ (@m_league_) September 26, 2023
試合ダイジェスト?
本日がMリーグ2023-24シーズン
初の登板となった #佐々木寿人 選手
門前ホンイツを即立直といくと、
なんと一発ツモ裏ドラ3枚で
役満より出にくいと言われる三倍満を成就!
今シーズンもあの強い魔王が降臨中!
?ただいま2試合目生放送中?
南1局は太、松本、寿人の3軒聴牌。松本が枚数有利だったがここは親の太が競り勝つ。平和のリーチをツモって裏1の2600オールで効果的な加点とした。
その後の1本場には菅原の早いリーチを受けるも、リーチのみの手で果敢に無筋を押し返して追いかけリーチ。松本からアガって裏1の効果的な加点となった。
その後の2本場は颯爽と仕掛けた寿人がかわして連荘をここで食い止めた。
南2局、巻き返したい松本だったが無情にも菅原の早いリーチが入る。あっさり菅原が1000・2000のアガリでラス回避争いで一歩リード。
南3局、2着目の太はこの局で点差を縮めたかったが、ここは親の寿人が先制リーチ。2600オールの追加点でトップはかなり固くなったか。
南3局1本場は松本が先制リーチに出るもアガりきれずに流局、菅原は聴牌をとりきり、太もギリギリまで聴牌を維持する粘り強い戦いが見られた。
南4局2本場、寿人が先にテンパイを入れたが、太が清一色赤1の聴牌に。その当たり牌を掴んだ寿人だったが、しっかりガードを固め撤退。3着目の菅原は慎重な対応で3着目を維持して聴牌を目指さない選択。流局でのゲーム決着となり、三倍満を決めた寿人が大きなトップを獲得となった。
第2試合結果
1位 寿人(麻雀格闘倶楽部)+71.5
2位 太(ドリブンズ)+5.0
3位 菅原(BEAST)▲25.9
4位 松本(ABEMAS)▲50.6
9月26日トータル結果
ドリブンズ(浅見1着・太2着)+61.4
麻雀格闘倶楽部(高宮3着・寿人1着)+52.0
BEAST(中田2着・菅原3着)▲21.4
ABEMAS(白鳥4着・松本4着)▲92.0
ドリブンズは借金をほぼ返済、麻雀格闘倶楽部は4戦3トップで大きなスタートダッシュを決めることに成功した。ABEMASは苦しい最下位スタート。しかしチーム力はピカ1の昨年度優勝チーム、ここからしっかりと巻き返していく事だろう。
第2試合各局詳細
関連ページ
▼選手・チーム成績スタッツ