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「この熱狂を外の世界へ広げていく」Mリーグ 川淵三郎最高顧問、藤田晋チェアマンインタビュー

「この熱狂を外の世界へ広げていく」Mリーグ 川淵三郎最高顧問、藤田晋チェアマンインタビュー

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9月30日(月)に2019シーズンの開幕を迎えたプロ麻雀リーグ「Mリーグ」。新シーズンのスタートにあたり、川淵三郎最高顧問(写真右)、藤田晋チェアマン(写真左)に今期の展望などを伺った。

 

ーーーー2019シーズン開幕の感想をお願いします。

川渕 「1年目は大成功でした。(2年目は)チーム数も増えて、各チームに女性も入ってさらに盛り上がっていくと思うので反響を楽しみにしています」

藤田 「パブリックビューイング会場のファンの方たちが何をやっても盛り上がってくれて、相当期待してくれていたんだなというのを肌で感じられてよかったです」

ーーーー2年目を盛り上げるポイントは?

川渕 「2年目の人気度は後に大きく影響するが、どう考えたって人気が落ちるわけはないなという気はします。だから地盤をしっかり固めて3年目4年目に飛躍ができるように、各選手がキャラを出して多くの人に知ってもらうことが大事だと思います」

藤田 「今年加入した和久津選手のように個性を出して目立ってほしいです」

ーーーー今シーズンは女性選手が増えました。リーグを盛り上げるをいう意味で、女性選手の力は他のスポーツと比べて大きいと思いますか?

川渕 「やっぱり大きいですよね。Mリーグは勝負の最中に選手が一切物を言わないでしょう。そしてできるだけ表情を表に出さないようにしているのは、観ていて緊張感を覚えるんですよね。そういう中から選手自身が特徴を出していくことがMリーグの発展に繋がると思います」

藤田 「和久津選手のように自団体でトップのリーグにいる選手もいますが、プロの世界は男性優位というか、男性が先に技術を身につけたという経緯があります。そんな中で、新たに選ばれた女性Mリーガーの皆さんが全体のレベルの底上げになるような活躍をして欲しいと思います」

ーーーー特に見て欲しい点を教えてください。

川渕 「スポーツとしての麻雀というのが世の中に広がって欲しいと強く思うので、健全で楽しいというイメージが伝わっていく事を期待します」

藤田 「皆、麻雀は自分でやるものだと思っていますけど、僕自身シーズンが始まると自分でやるより観る方が面白いというくらい、観る面白さには自信があります。2年目は『この熱狂を外の世界へ広げていく』というスローガンの通り、この面白さを多くの人に伝えていきたいと思います」

ーーーー外に広めていくための手応えと今後の課題を教えてください

藤田 「今年最大の施策は(熱闘Mリーグの)地上波進出。麻雀番組が週1回地上波で流れるというのが久しぶりなので、それが麻雀を思い出したり興味を持つきっかけになればいいなと思います。それに加えて、リアルな場でのポスターや新聞のようなメディアで接点を広げていく事も作戦の一つです」

ーーーーオフシーズン中に子供向けの麻雀教室を行っていましたが

藤田 「子供達の健全な麻雀への最初の接点や育成の場を手がけることは社会的な意義もあると思いますし、Mリーグの発展を考えても重要だと思い、始めました。僕からしてみると麻雀は、学校では教えてくれない社会の縮図のような、不平等な世界からいかに最善を尽くすかという事も学べる最高の教材だと思っています。麻雀と聞いて眉をひそめるのではなく、熱中することに親が喜ぶような世界に変える働きかけをしていきたいと思います」

2年目の課題として、外の世界への広がりを何度も強調していた川淵最高顧問と藤田チェアマン。頭脳スポーツとしての麻雀を広めるための挑戦はまだ始まったばかりだ。

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麻雀ウォッチ編集部
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