麻雀スリアロチャンネルの本格女流リーグ戦「麻雀ウォッチ プリンセスリーグ 2019」予選第3節Aブロック2卓が7月26日に開催された。
【対局者】
朝倉ゆかり(日本プロ麻雀協会)
西嶋千春(最高位戦日本プロ麻雀協会)
松嶋桃(日本プロ麻雀協会)
瑞原明奈(最高位戦日本プロ麻雀協会)
グループ1位の瑞原、4位の松嶋、5位の朝倉、6位の西嶋の対局となった。
1回戦は東1局に瑞原が先制リーチ、西嶋が追いかけリーチに出るも瑞原が1発でツモり2000・4000でリードを得る。
そして東3局には瑞原の先制聴牌に対して親の西嶋が仕掛けてドラを暗槓して聴牌。激しい攻防となったが西嶋がを掴み瑞原に放銃。リーチ・一気通貫・ドラ2・裏3の16000のアガリで大きくリードした。
その後の東4局の親番でも更なる加点を決めた瑞原が1回戦を圧勝した。西嶋は倍満放銃が響き箱下の4着。苦しい状況に追い込まれた。
2回戦では1回戦で苦しんだ西嶋が意地を見せる
東1局で満貫をアガり連勝へと邁進する瑞原が4面張で聴牌。親の朝倉も待ちで聴牌。
その2軒聴牌をかいくぐり聴牌。はフリテンだがカンにせずにフリテンの待ちを選択、一発でツモり裏ドラも乗せ3000・6000。浮上のきっかけをたぐり寄せた。
しかし瑞原が現物待ちの8000でトップに近づくと、南3局の親かぶりで西嶋は2着目に。
オーラスは西嶋と松嶋のリーチ合戦となったが松嶋が西嶋から8000の直撃、瑞原が連勝を決めた。
3回戦は接戦のまま南入。南4局まで誰も3万点を超えない展開となった。
特に南場はアガリが出ずに流局が続く展開の中、南4局3本場に早い平和の聴牌を入れた瑞原が12000のアガリをモノにして3連勝を決めた。
4回戦は東1局に松嶋が3000・6000をアガリ一歩リード。
リードして南場を迎え、その後も要所でアガリをモノにして松嶋が逃げ切りトップとなった。
瑞原は今節135.5ポイントを加算してトータル340.7ポイントのグループ首位で準決勝に進出。グループAでは野添も準決勝に進出。上田がプレーオフ2nd、松嶋がプレーオフ1stへ進出を決めた。瑞原は対局後のインタビューで「最初の半荘でトップを取れたのが大きくて、東1のあまり自信のないをツモれてトップが取れたので安心してその後も打つことができました。準決勝ではポイントがリセットとなるので集中して決勝、優勝を見据えて臨みます。」と語った。
次回は8月2日の12時からBブロック第3節1卓が開催される。対局メンバーは大澤ふみな、蔵美里、逢川恵夢、水口美香となる。